用語辞典

オリジナルTシャツ用語集

オンス・シルクスクリーン・DTFなど、オリジナルウェア制作でよく使う専門用語をわかりやすく解説します。

素材・生地の用語

オンス(oz)

オンス(oz)とは、生地の厚さ・重さの目安になる単位です。1平方ヤード(約0.84㎡)あたりの生地の重さを表し、数値が大きいほど厚手になります。Tシャツは3.5〜7.0ozが一般的で、preTTy の目安では5.6ozが「やや厚手」、6.2oz以上が「厚手」です。

天竺(てんじく)

天竺(てんじく)とは、Tシャツの定番の編み方(平編み)で編んだ生地です。表面がなめらかで適度に伸び、プリントの発色がよいのが特徴です。

裏毛(うらけ)

裏毛(うらけ)とは、裏面に糸をループ状に出した編み方の生地で、スウェットやパーカーに使われます。「裏パイル」とも呼ばれます。適度な保温性と通気性があり、春・秋に向いています。

裏起毛(うらきもう)

裏起毛(うらきもう)とは、裏毛のループをブラッシングして毛羽立たせた生地です。裏毛より暖かく、冬場のパーカーやスウェットに使われます。

ドライメッシュ

ドライメッシュとは、ポリエステルでつくる、乾きやすい網目状(メッシュ)の生地です。汗をすばやく吸って乾かすため、スポーツやアウトドアイベントのTシャツに向いています。表はなめらかで裏だけがメッシュになった「リバーシブルメッシュ」もあります。

CVC

CVC(Chief Value Cotton)とは、綿の割合がポリエステルより多い混紡素材のことです(例:綿60%・ポリエステル40%)。綿の肌触りとポリエステルの速乾性を両立します。

ポリエステル

ポリエステルとは、合成繊維の一種です。軽くて乾きやすく、シワになりにくいため、ドライTシャツやスポーツウェアに多く使われます。昇華転写プリントとの相性がよい素材です。

コーマ糸

コーマ糸とは、短い繊維を取り除き、長い繊維だけをそろえて紡いだ綿糸です。通常の糸より光沢があり、肌触りがよく毛羽立ちが少ないのが特徴です。

リングスパン

リングスパンとは、リング精紡機で紡いだ糸のことです。オープンエンド糸より繊維の並びがそろっていて、なめらかな肌触りと丈夫さを兼ね備えます。

綿(コットン)

綿(コットン)とは、ワタ(綿花)の種子から伸びる繊維でつくる天然繊維です。吸湿性があり肌触りがやわらかいため、Tシャツやスウェットの定番素材として使われます。ポリエステルに比べると乾きにくく、洗濯で縮むことがあります。ポリエステルとの混紡のうち、綿の割合が多いものはCVCと呼ばれます。

オーガニックコットン

オーガニックコットンとは、オーガニック農法で栽培された綿花からとれる繊維と、それを使った製品のことです。日本で流通するものは原則として第三者の認証を受けています。「3年以上、無農薬・無化学肥料で栽培した綿」という説明をよく見かけますが、認証基準は人体や環境への負荷が大きくないと評価された一部の農薬の使用を認めており、正確な表現ではありません(日本オーガニックコットン協会の解説による)。preTTy のカタログでは、United Athle の8.2オンス オーガニックコットンTシャツ(5117-01)、LIFEMAX のオーガニックコットンTシャツ(MST1103)とオーガニックコットンキャンバストート(MA9023・MA9024)が該当します。取得している認証の種類は、どのメーカーの商品ページにも記載がありません。

鹿の子(かのこ)

鹿の子(かのこ)とは、表面に細かな凹凸が出る編み方の生地です。天竺より通気性がよく肌に張りつきにくいため、ポロシャツの定番の生地として使われます。preTTy の取扱品では、綿100%の鹿の子(5560-01)と、綿60%・ポリエステル40%の混紡の鹿の子(5050-01・MS3113)があります。

スムース

スムースとは、ゴム編み(フライス)を2枚重ね合わせたような両面編みの生地で、表と裏のどちらもなめらかな見た目になります。「インターロック」とも呼ばれます。天竺に比べて生地の端が丸まりにくいのが特徴です。

フライス

フライスとは、表目と裏目を1目ずつ交互に並べたゴム編み(1×1リブ)の生地です。横方向によく伸びて体に沿うため、Tシャツの首まわりのリブや肌着にも使われます。preTTy の取扱品では、綿70%・ポリエステル30%の6.2オンス CVC フライスTシャツ(5494-04)がこの編み方です。

この用語が当てはまる取扱商品

ダンボールニット

ダンボールニットとは、表と裏の2枚の生地を中糸でつなぎ、あいだに空気の層をつくった編み地です。保温性があり、軽くてシワになりにくく、伸縮性もあります(United Athle の商品説明による)。preTTy の取扱品では、ポリエステル・レーヨン混のパーカーとパンツ(2291-01・2294-01)と、綿混のビッグシルエットTシャツ(MS1167)があります。

オープンエンド

オープンエンドとは、高速で回るローターの中で繊維をまとめて撚りをかける紡績方式と、その方式でつくった糸(オープンエンド糸)のことです。リングスパンの糸に比べて繊維の並びがそろわず、表面にややざらつきのある素朴な風合いになります。preTTy の取扱品では、6.0オンスのヘビーTシャツ(4500-01)と GILDAN のウルトラコットンTシャツ(2000)がオープンエンド糸を使っています。

コンパクトコーマ糸

コンパクトコーマ糸とは、通常のリングスパン糸では収まりきらない毛羽を、強い空気の流れで内側にまとめてから紡いだ糸です。通常のリング糸に比べて毛羽立ちが少なく、表面がなめらかに仕上がります(United Athle の商品説明による)。preTTy の取扱品では、6.5オンスのファインジャージーTシャツ(1100-01)と6.0オンスの鹿の子ポロシャツ(5560-01)がこの糸を使っています。

番手(ばんて)

番手(ばんて)とは、糸の太さを表す単位です。綿糸の番手(綿番手)は、1ポンド(453.6g)で840ヤード(768.1m)の長さになる糸を1番手とし、同じ重さで長くなる糸ほど数字が大きくなるため、数字が大きいほど糸は細くなります(メンケン品質検査協会の解説による)。preTTy の取扱品では、GILDAN のウルトラコットンTシャツ(2000)の糸がメーカーの商品ページで「オープンエンド18番単」と表記されています。

この用語が当てはまる取扱商品

カード糸

カード糸とは、わたから短い繊維やゴミを取り除いて繊維の束にする「カード工程」までで、さらに短い繊維を除く「コーミング工程」を経ずに紡いだ綿糸です。コーミング工程を経た糸がコーマ糸で、カード糸はコーマ糸に比べて繊維が短く、太い番手の糸が多いとされます(繊研新聞の用語解説による)。United Athle は、コーマ糸を「一般的な『カード糸』から短い繊維を取り除いた」糸で、毛羽立ちを軽くすると説明しています。

プリント方法の用語

シルクスクリーン

シルクスクリーンとは、版(スクリーン)の細かな網目にインクを通して刷る印刷方法です。大量生産に強く、発色が鮮やかで耐久性が高いのが特徴です。一般には色ごとに版が必要なため、色数が多いほどコストが上がります。preTTy の料金体系には版代という費目はありません。

DTF(ディーティーエフ)

DTF(Direct to Film)とは、専用フィルムにインクジェットで印刷し、それを熱で生地に転写する方法です。フルカラーに対応し、少量でも作りやすく、写真やグラデーションの再現に優れます。

DTG(ディーティージー)

DTG(Direct to Garment)とは、生地に直接インクジェットで印刷する方法です。仕上がりが柔らかく、細かいデザインの再現に優れますが、濃色の生地には前処理が必要です。

昇華転写(しょうかてんしゃ)

昇華転写(しょうかてんしゃ)とは、専用インクを熱で気化させ、ポリエステル生地に染み込ませる印刷方法です。全面をフルカラーで印刷でき、洗濯しても色落ちしにくいのが特徴です。ポリエステル100%の素材に使う方法です。preTTy の自動見積もりで選べる7方式には含まれていません(扱いはお問い合わせください)。

刺繍(ししゅう)

刺繍(ししゅう)とは、糸でデザインを直接縫い込む加工方法です。高級感があり耐久性がとても高いため、ロゴやチーム名に向いていますが、細かいデザインや多色の表現は苦手です。

カッティング

カッティングとは、カラーシートを文字や図形の形に切り抜き、熱で圧着する方法です。背番号やチーム名など、単色の文字・数字に向いています。耐久性が高く、少ない枚数の制作にも向いています。

インクジェット

インクジェットとは、インクを細かい粒にして吹き付ける印刷方法の総称です。DTGやDTFのもとになる技術で、家庭用プリンターと同じ原理ですが、衣類用の専用インクと機材を使います。

仕様・デザインの用語

版(はん)

版(はん)とは、シルクスクリーン印刷で使う印刷用の型のことです。一般には色ごとに1版が必要で、業者によってはその製作費を「版代」として請求します。preTTy の料金体系には版代という費目がなく、初回でも追加注文でも版代はかかりません。

色数(いろかず)

色数(いろかず)とは、デザインに使うインクの色の数のことです。一般のシルクスクリーンでは色ごとに版を作るため、色数に応じて版代が増える料金体系があります。preTTy には版代という費目がなく、色数に応じた版代はかかりません。写真やグラデーションなど色数の多いデザインは、色数の制限がないフルカラーやDTFが向いています。

抜き(ぬき)

抜き(ぬき)とは、デザインの一部をあえてプリントせずに残し、そこから生地の色を見せる手法です。たとえば色を刷る面の中に文字の形だけを刷らずに残すと、その文字がボディの色で浮かび上がります。

プリント範囲

プリント範囲とは、ウェアの中でプリントできる領域のことです。刷れる大きさはアイテムと位置(胸・背面・袖など)によって変わります。preTTy の自動見積もりでは位置と大きさを組にしたプリセットから選び、大きさは「ワンポイント(縦横10cm以内)」と「A4以内(210×297mm以内)」の2つです。A4を超える大判はLINEで大きさを伝えて見積もりを依頼します。

トリミング

トリミングとは、画像やデザインの不要な部分を切り取る作業のことです。入稿データの余白を取り除いたり、プリント位置に合わせて範囲を整えたりするときに行います。

面付(めんつけ)

面付(めんつけ)とは、複数のデザインを1つの版にまとめて配置することです。前面と背面でデザインが異なる場合は、それぞれ別に面付けします。

注文・納品の用語

ロット

ロットとは、1回の注文でまとめて作る数量(生産単位)のことです。preTTy のご注文は印刷方法を問わず10枚からです。一般に、シルクスクリーンは大ロット、DTF・インクジェットは小ロットに向いています。preTTy では方式の追加料金が1箇所・1枚あたりの定額で枚数によらないため、どの方式でも枚数が増えるほど1枚あたりが下がるのは数量割引によるものです。

入稿(にゅうこう)

入稿(にゅうこう)とは、デザインデータを制作会社に送ることです。preTTy では Adobe Illustrator(.ai)・Photoshop(.psd)・PDF を推奨し、PNG・JPG も受け付けています。画像データは実寸で300dpi以上を推奨しています。

校正(こうせい)

校正(こうせい)とは、制作前にデザインの仕上がりイメージを確認する工程です。色味やサイズ、配置を事前に確かめ、直したい点があれば指示します。

色校正(いろこうせい)

色校正(いろこうせい)とは、実際のインクと生地で試し刷りをして、色の仕上がりを確かめる工程です。画面上の色と実物の色は異なるため、色にこだわる場合に行います。一般に、通常の制作とは別に費用がかかります。

版代(はんだい)

版代(はんだい)とは、シルクスクリーン印刷で使う版(製版)を作るための費用です。一般には色ごと・面ごとに版が要るため、色数や面数が増えるほど初期費用が積み上がる料金体系です。preTTy の料金体系には版代という費目がなく、初回でも追加注文でも版代はかかりません。方式の違いは1枚あたりの追加料金(普通色+0円/フルカラー+330円/DTF淡色+880円・濃色+1,100円/刺繍ワンポイント+780円。フルカラー・DTF・刺繍は1箇所ごと)として現れます。

リピート注文

リピート注文とは、過去に制作したものと同じデザイン・仕様で再注文することです。preTTy ではデザインデータをお預かりしているため、注文番号をお伝えいただくだけで同じ仕様で作れます。版代という費目はないので初回もリピートも版代はかからず、1枚あたりの単価はその注文の枚数で決まります。

個別袋詰め

個別袋詰めとは、完成したTシャツを1枚ずつ袋に入れる梱包方法です。配布やイベントでの手渡しに便利です。preTTyでは個別たたみ袋詰めを標準配送に含めて無料で対応しています(透明袋に1枚ずつ入れる個別OPP袋詰めは +30円/枚の有料オプション)。

タグ付け

タグ付けとは、オリジナルのブランドタグやサイズタグをウェアに縫い付ける加工です。ショップで販売する商品や、ブランドのオリジナル商品を作るときに使われます。

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