作り方公開: 2024-12-10

Tシャツの色校正・発色確認のポイント

オリジナルTシャツの色校正を失敗しないコツを解説。モニターと実物の色の違い、CMYKとRGBの違い、光の条件での色確認、業者とのやりとりまで実践的に解説します。

監修: preTTy 制作チーム(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

色の認識は環境で変わる

オリジナルTシャツの発注で「思っていた色と違う」というトラブルは、色の認識が環境で変わることを理解していないために起きます。色校正のコツとトラブル回避の具体策を解説します。

CMYKとRGBの違い

  • RGB: モニターやスマホの表示(光の三原色)
  • CMYK: 印刷で使われる色(減法混色)
  • RGBで作ったデザインを印刷すると色が暗くなる
  • 最初からCMYKで作業するのが理想

モニターと実物の色差

モニターは発光しているため、実物より鮮やかに見えます。以下の差を考慮しましょう。

  • 彩度: モニター>実物
  • 明度: モニター>実物
  • 青系: モニターの方が鮮やかに見える
  • 赤系: 実物との差が比較的少ない

モニターのキャリブレーション

  • モニターごとに色の表現が違う
  • プロはキャリブレーション済みモニターを使う
  • 一般ユーザーはモニター設定を sRGB に統一
  • 可能ならプリントサンプルとの比較でモニター調整

色指定の正確な方法

  • カラーコード(#FFFFFF等)で指定
  • PANTONE(パントン)カラーで指定
  • DIC色見本で指定(日本のインク業界標準)
  • 参考画像を添付(「この赤」など)

光の条件で色が変わる

  • 自然光(昼): 最も忠実
  • 蛍光灯: 青みがかる
  • 白熱灯: 黄みがかる
  • LED: 種類により色味が異なる

色を確認する時は必ず自然光の下で。

業者からの校正画像の確認

  • 業者から送られてくる校正画像はあくまで参考
  • 実物の色とは若干違うことを前提に判断
  • 不安があれば有料サンプルで実物確認
  • サンプルは サンプル依頼の活用 で解説

色校正で気をつけるポイント

  • 黒と濃紺の区別
  • 白と生成りの区別
  • ピンクと赤紫の微妙な違い
  • グレーの濃度(明/中/暗)

プリント方法と色の関係

  • シルクスクリーン: 指定色を正確に再現しやすい
  • インクジェット: 淡い色が飛びやすい
  • 昇華プリント: ポリエステル生地向け、発色が良い
  • DTF転写: 白インクで下地を作るため濃い色でも映える

色のトラブルを防ぐ事前確認

  • 色指定はデザインデータに明記
  • 業者に確認の問い合わせ
  • 校正画像で最終確認
  • 大量発注の場合はサンプル必須

色が想定と違った時の対応

  • 写真付きで業者に連絡
  • 元の指定と実物の差を具体的に
  • 再プリントの可否を確認
  • 許容範囲内なら割引交渉も選択肢

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  • 配色の基本ガイド → /blog/color-combination-guide
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