オリジナルTシャツの大量注文 — 単価はどこまで下がるか
オリジナルTシャツは枚数をまとめるほど1枚あたりの単価が下がり、preTTy の数量割引は1,000枚まで段階的に逓減します(普通色1色・胸ワンポイント・白地1,048円の型番(4.1oz ドライ 5900-01 など)で 100枚1,236円 → 200枚1,176円 → 300枚1,126円 → 500枚1,086円 → 1,000枚1,046円・税込・送料別)。1,000枚が自動見積もりの上限で、それを超える規模は個別相談です。企業イベント・社員ユニフォーム・学園祭・スポーツチーム等の大口案件では、この逓減カーブを前提に「何回に分けて発注するか」を設計するのが本記事のテーマ。詳細は 大量注文の割引FAQ、プリント方法別コスト比較 を参照してください。
枚数別 料金早見表(100枚以上)
印刷方法「普通色(単色のみ)」1色での実額です。金額は、白地1,048円の4.1oz ドライ(5900-01)から5.6oz コットン(5001-01)までの幅(プリント代込み・税込・送料別):
- 100枚・胸ワンポイント1ヶ所: 1枚あたり 1,236〜1,436円
- 100枚・前面(A4以内)1ヶ所: 1枚あたり 1,536〜1,736円
- 100枚・胸ワンポイント+背面(A4以内): 1枚あたり 2,134〜2,334円
- 100枚・前面+背面(ともにA4以内): 1枚あたり 2,434〜2,634円
- 300枚・500枚・1,000枚: さらに下がります(白地1,000円以上の型番なら、100枚比で1枚あたり300枚-110円・500枚-150円・1,000枚-190円。1,000枚で1枚1,046円〜)
6.2ozなどの厚手のボディを選ぶと上記より上がります。逆に、白地がいちばん安い924円の型番は、大口では上の幅より高くなります(次の表)。表示は税込・送料別(送料は都道府県別にかかり、送料無料はありません。100枚を超えると箱が複数になるため、枚数別・県別の送料実額表 で自分の条件を確認してください)。XXL以上のサイズ追加料金(XXL+100円 / 4L+150円 / 5L+200円。サイズ混在発注の計算方法)と特急仕上げ(+500円/枚)も別途かかります。具体金額は 自動見積もり で正確に試算できます。
白地の安い型番が、大口では割高になる
型番を白地(無地のボディ)の値段で選ぶと、大口では逆の結果になります。数量割引の値引き額には型番ごとの上限があり、白地1,000円未満の型番は上限が半分に抑えられているためです。値引きの上限は、白地1,000円以上の型番なら100枚で410円・1,000枚で600円ですが、924円の型番は100枚で205円・1,000枚で300円にとどまります。
| 型番(白地の値段) | 30枚 | 40枚 | 100枚 | 300枚 | 1,000枚 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4.4oz ドライメッシュ 00300-ACT・綿の 00083-BBT(924円) | 1,317円 | 1,317円 | 1,317円 | 1,262円 | 1,222円 |
| 4.1oz ドライ 5900-01(1,048円) | 1,346円 | 1,296円 | 1,236円 | 1,126円 | 1,046円 |
| 5.6oz スタンダード 00085-CVT(1,155円) | 1,453円 | 1,403円 | 1,343円 | 1,233円 | 1,153円 |
| 5.6oz コットン 5001-01(1,248円) | 1,546円 | 1,496円 | 1,436円 | 1,326円 | 1,246円 |
2026年9月26日に自動見積もりで算出した1枚あたり(普通色1色・胸ワンポイント・プリント代込み・税込・送料別、特急なし)です。30枚までは924円の型番がいちばん下にありますが、40枚で5900-01に逆転され、1,000枚では1枚176円の差になります。1,000枚なら176,000円です。ポリエステルのドライ素材でよければ、100枚を超える注文では白地1,048円の型番から見積もるのが近道です。綿にこだわる場合は、00085-CVTと5001-01の差(どの枚数でも1枚93円)が素材と生地の違いにいくら払うかの目安になります。
サイズ内訳と予備 — 追加料金がかかるのはXXL以上だけ
大量注文で悩むのがサイズ内訳です。参加者の構成によって比率は大きく変わるので、推測の比率で決めるより、事前に参加者のサイズをGoogleフォーム等で集計するのが確実です。サイズ集計のコツは サイズ集計フォームの作り方 を参照してください。
金額に影響するのは、XXL以上の枚数だけです。自動見積もりのサイズ追加料金はXXLが+100円、4Lが+150円、5Lが+200円で、S〜XLはいくら混ぜても変わりません。5900-01を100枚、うちXXL 8枚・4L 3枚・5L 1枚にした場合、追加料金は合計1,450円でした。
予備は、足した枚数ぶんの単価に加えて、箱の数が変わると送料も動きます。5900-01・胸ワンポイント1色・東京都あての総額です。
| 必要な枚数 | 予備 | 発注枚数 | 総額(送料込み) | 予備のぶん増える額 |
|---|---|---|---|---|
| 100枚 | なし | 100枚 | 126,040円 | — |
| 100枚 | 5% | 105枚 | 132,420円 | 6,380円 |
| 100枚 | 10% | 110枚 | 138,600円 | 12,560円 |
| 300枚 | なし | 300枚 | 343,680円 | — |
| 300枚 | 5% | 315枚 | 361,490円 | 17,810円 |
| 300枚 | 10% | 330枚 | 378,580円 | 34,900円 |
100枚は160サイズと100サイズの2箱(東京都あて2,440円)ですが、105枚にすると2箱目が120サイズになり、送料が200円上がります。300枚に15枚足すと、箱が1つ増えて送料は5,880円から6,800円になります。予備を何枚にするかは、集計の確かさと、この増える額を並べて決めてください。
大量注文の流れ 5ステップ
- お問い合わせ — 法人窓口 から「枚数・用途・希望納期」をご連絡
- 見積もり — サイズ内訳・プリント条件を確定して正式見積もり
- デザイン確定 — 承認後はデータ固定。修正の可否・回数は案件ごとにご相談ください
- 本番生産 — 標準5〜7営業日で製作(1,000枚を超える規模は納期も個別にご案内)
- 検品・納品 — サイズ別に梱包、指定拠点にお届け
コストを下げる5つのテクニック
- 印刷方法を「普通色(単色のみ)」にする — preTTy の見積もりで追加料金0円の印刷方法。フルカラー(+330円/ヶ所)やDTF(+880〜1,100円/ヶ所)から切り替えるだけで単価が下がる
- プリント箇所を前面のみに — 背面(A4以内)を足すと+898円/枚。前面だけに絞ればそのぶん丸ごと節約できる
- デザインの種類を絞る — 自動見積もりは1つのデザインごとに計算します。デザインが2種類以上ある場合に数量割引の段を合算できるかは、正式見積もりの前に確認してください
- 特急を使わない日程にする — 特急仕上げは1枚+500円なので、300枚なら150,000円になり、胸ワンポイント1色の本体価格(337,800円)の4割を超える
- 白地の値段ではなく大口の単価でボディを選ぶ — 100枚以上なら、白地924円の型番より白地1,048円の型番のほうが1枚あたりが低い(上の表)
納期の目安
大口でも納期の基準は変わらず標準5〜7営業日です。お急ぎの場合は特急仕上げ(+500円/枚)で3〜4営業日に短縮できます。ただし配送のページにあるとおり、枚数が多い場合や複数の種類が混在する場合は、検品と梱包の工程が増えるため納期が延びることがあります。自動見積もりの上限である1,000枚を超える規模は個別相談となり、納期もその際にご案内します。よくある質問では、卒業・新歓(2〜3月)と文化祭・体育祭(9〜11月)のシーズンを繁忙期とし、通常より日数がかかる場合があると案内しているので、この時期は使用日から余裕を持って発注してください(お急ぎ対応の詳細は 急ぎ注文のコツ)。
法人向けの対応
法人・団体のお客様向けの支払い方法と書類は、法人のお支払い・見積書/請求書のご案内 にまとめています。大口で関係する主なものは次のとおりです。
- 請求書払い: 月末締め・翌月末払い。初回のご利用時に簡単な審査があります
- 適格請求書(インボイス): 必要な場合は、発行の条件を上の法人向けのご案内で確認し、発注のときにお伝えください。見積書・納品書・領収書も発行します
- デザインデータの保管: 過去のデザインデータを保管しているので、リピート発注で入稿し直す必要はありません
- 専任担当者: 大口の注文は、見積もりから納品まで専任の担当者が対応します
- 複数拠点への分納・サイズ別の袋詰め: 支店・営業所ごとに届け先を分けられます。送料は届け先ごとにかかります
在庫処分・デザイン変更のリスク
大量注文で注意すべきリスクを把握しておきましょう。
- 余剰在庫: 500枚発注して300枚しか使わない場合、残200枚の処分場所が必要
- デザイン変更不可: 大量発注後にロゴ変更があっても対応不可。発注前の最終確認が重要
- サイズミスマッチ: 内訳を間違えると特定サイズが余る。事前集計が必須
- 廃棄費用: 使わない分を廃棄する場合、産廃費用(企業の場合)が発生する可能性
リスク回避のため、初回は少なめに発注し、売れ行きを見て追加発注 という段階的アプローチも有効です。リピート発注ガイド でデータ保管方法を確認してください。
リピート発注の仕組み
一度発注したデザインを、翌年以降も同じ仕様で再発注できます。
- 初回発注時のデザインデータを preTTy 側で保管
- 2回目以降は「リピート発注で」と伝えるだけ
- 単価は同じ枚数・同じ仕様なら初回と同等(枚数を増やせば数量割引のぶん下がる)
- 色違い・サイズ違いも同一デザインで追加可能
よくある失敗と対策
- サイズ内訳を勘で決めて余る → 事前に集計し、予備は上の表で増える額を見て決める
- デザインが途中で2パターンに増える → 枚数の数え方と単価が変わりうるので、正式見積もりの前に確定させる
- 納期ギリギリで特急料金 → 標準5〜7営業日に、デザイン確定までのやり取りと配送の日数を足して逆算する
- 支払い条件の不一致 → 法人は請求書払いを事前合意
次の割引段で頼むほうが安くなる枚数
数量割引は枚数の段ごとに1枚あたりの値引きが決まるので、段のすぐ手前の枚数では、予備を足して次の段で頼むほうが総額(送料込み)が安くなります。胸ワンポイント・普通色1色・東京都あての総額で、その範囲を出しました。
| 次の段 | 5900-01(白地1,048円) | 00085-CVT(1,155円) | 00300-ACT(924円) |
|---|---|---|---|
| 200枚 | 191〜199枚 | 192〜199枚 | 196〜199枚 |
| 300枚 | 288〜299枚 | 289〜299枚 | 295〜299枚 |
| 500枚 | 483〜499枚 | 484〜499枚 | 493〜499枚 |
| 1,000枚 | 964〜999枚 | 967〜999枚 | 984〜999枚 |
たとえば社員190人分なら、5900-01は190枚で239,000円、200枚で239,360円なので、360円の差で予備が10枚付きます。191人分なら200枚のほうが安くなります。924円の型番は段ごとの値引きの差が小さいため、範囲が狭くなります。100枚の段は手前の50〜99枚との差が1枚10円以下(924円の型番は0円)なので、この逆転は起きません。
一括か分割か — 最後の判断基準
数字で置くと判断はシンプルです。300枚を一括発注すれば1枚1,126円、100枚×3回に分ければ各回1,236円 — 差は1枚あたり110円、300枚合計で33,000円。これが「余剰在庫リスクを避けるための保険料」です。送料も含めると、分け方による総額は次のようになります(5900-01・胸ワンポイント・普通色1色・東京都あて)。
| 300枚の頼み方 | 1枚あたり | 送料 | 総額 | 一括との差 |
|---|---|---|---|---|
| 一括で300枚 | 1,126円 | 5,880円 | 343,680円 | — |
| 200枚+あとから100枚 | 1,176円/1,236円 | 4,160円+2,440円 | 365,400円 | 21,720円 |
| 100枚×3回 | 1,236円 | 2,440円×3 | 378,120円 | 34,440円 |
消化が確実な数量は一括でまとめ、読めない分だけを追加発注に回すのが preTTy の推奨です。200枚を先に作って残り100枚を様子見にすれば、一括との差は21,720円に収まります。稟議で他社と並べる場合は 相見積もりの比較チェックリスト7項目 で条件を揃え、金額の内訳は 見積もりの計算式を分解した記事 で確認できます。300枚一括と100枚分割の単価差を試算するで自社の仕様に置き換えて確認し、請求書払い・分納などの運用条件は 法人窓口 にご相談ください。