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オリジナルTシャツの少量注文ガイド — 料金と納期【2026】

オリジナルTシャツを10〜20枚の少ない枚数で作るときのガイド。用途別に10枚の総額(送料込み)を実額で比べ、19枚なら20枚で頼むほうが安くなる境目、写真やイラストでDTFとフルカラーのどちらを選ぶか、プレゼント用のラッピング料金、個人ブランドの試作での注意点をまとめました。

執筆・監修: preTTy 編集部(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

少量からオリジナルTシャツが作れる時代

「オリジナルTシャツは大量注文しないと作れない」は過去の話。DTFプリント の普及により、少量でも手軽にオリジナルTシャツを制作できる時代になりました。preTTyのご注文は10枚からです。個人の趣味、誕生日プレゼント、コスプレ衣装、個人ブランドの試作品まで、小ロットの用途は広がっています。

10枚・20枚・30枚 料金早見表

preTTy でDTF(淡色向け)を前面(A4以内)1ヶ所に入れた場合の実額です。金額は、白地924円の型番(4.4oz ドライメッシュ00300-ACT・綿の00083-BBT)から5.6oz コットンTシャツ5001-01までの幅(プリント代込み・税込・送料別):

  • 10枚: 1枚あたり 2,602円〜2,926円
  • 20枚: 1枚あたり 2,502円〜2,826円
  • 30枚: 1枚あたり 2,497円〜2,726円

印刷方法を「普通色(単色のみ)」1色に変えると、同じ前面(A4以内)1ヶ所で30枚 1,617円〜1,846円まで下がります。DTF は写真や多色の柄をそのまま刷れる代わりに、1ヶ所あたり+880円(濃色ボディ向けは+1,100円)が上乗せされる、という関係です。

表示は税込・送料別(送料は都道府県別にかかり、送料無料はありません。10枚なら100サイズ1箱で、県別の実額は 送料早見表 にまとめています)。XXL以上のサイズ追加料金(XXL+100円 / 4L+150円 / 5L+200円)と特急仕上げ(+500円/枚)も別途かかります。大きいサイズが混ざるときは XXL・4L・5Lの追加料金の記事 が参考になります。具体的な料金は素材・プリント範囲で変わるため、自動見積もり で枚数を入れて試算するのが最速です。

10枚で作ると総額はいくらか — 用途別の実額

少ない枚数では、1枚あたりの単価だけでなく送料の重みも大きくなります。この記事で扱う用途ごとに、10枚を東京都あてに送る場合の総額を出しました。

用途型番・方式・位置1枚あたり10枚の小計総額(送料920円込み)送料込みの1枚あたり
名前やロゴを1色で、いちばん安く00083-BBT(綿)または00300-ACT(ドライ)・普通色・胸ワンポイント1,422円14,220円15,140円1,514円
写真を入れたプレゼント(白T)00085-CVT・フルカラー・前面A4以内2,283円22,830円23,750円2,375円
推しの色の黒Tに多色のイラスト00085-CVT・DTF濃色・前面A4以内3,053円30,530円31,450円3,145円
個人ブランドの試作(定番の厚み・前面)5001-01・普通色・前面A4以内2,046円20,460円21,380円2,138円
個人ブランドの試作(厚手・胸と背中)5942-01(6.2oz)・普通色・胸ワンポイント+背面A4以内3,096円30,960円31,880円3,188円

2026年9月26日に自動見積もりで算出した10枚時の金額(プリント代込み・税込、特急なし、サイズはすべてM)です。10〜20枚は100サイズの箱1つに収まり、送料は東京都920円、神奈川県・愛知県・大阪府1,020円、福岡県1,120円、北海道・沖縄県1,220円です。10枚なら送料だけで1枚あたり92〜122円が上乗せされる計算で、20枚にすると同じ箱のままなので半分になります。サイズにXXLが1枚入ると+100円で、5942-01の試作をS2・M3・L3・XL1・XXL1に分けた場合の総額は26,000円(前面A4以内・普通色)でした。

10枚と20枚、どちらで頼むか

preTTy の数量割引は枚数の段ごとの定額で、10〜19枚は同じ単価、20枚になると1枚100円下がります。そのため、19人分を作るなら20枚で頼むほうが総額が安くなります。いちばん安い00083-BBTの胸ワンポイント1色なら、19枚は送料込み27,938円、20枚は27,360円で、予備が1枚増えて578円下がります。00085-CVTでも19枚32,327円に対して20枚31,980円です。18枚なら18枚のまま頼むほうが安く、20枚にすると844円の差額で予備が2枚付く形です。21枚になると箱が120サイズに変わって、東京都あての送料が200円上がります。人数が19人なら20枚、18人なら予備2枚に844円を払うかどうか、と考えると決めやすくなります。

小ロット注文のメリット4選

  • 在庫を小さく始められる — 必要な分に近い枚数で作れるので、売れ残りや置き場所の心配が小さい。
  • デザインの試作ができる — 本格量産前に仕上がりを実物確認。色・サイズ感を手で確かめられる。
  • 家族や仲間とそろえるプレゼント — 最小10枚なので、1枚だけではなく、家族・友人・サークルの人数分をおそろいで作る贈り方になる。
  • 個人ブランドの立ち上げ — 10枚の試作から始めれば、大量に仕入れずにBASEやEtsyで売り始められる。

少量ならDTF、とは限らない — 方式の選び方

一般的なプリント業者の説明では「少量ならDTF」とされることがあります。シルクスクリーンのように版を作る費用がかからないためです。ただし preTTy では、版代という費用がどの方式にもかかりません。方式ごとの加算は枚数に関係なく1枚・1ヶ所あたりの定額なので、10枚でも100枚でも、1色の柄なら普通色(加算0円)がいちばん安い方式です。00085-CVT・10枚・前面A4以内で比べると、普通色が1枚1,953円、DTF(淡色向け)が2,833円で、差の880円は枚数を増やしても縮まりません。

DTFを選ぶ理由は、枚数ではなく柄の中身です。写真・グラデーション・色数の多いイラストを刷るならDTFかフルカラーが必要で、白や淡い色のボディならフルカラー(+330円)のほうがDTF(+880円)より安く収まります。黒や濃い色のボディに多色の柄を刷るときはDTF(濃色向け、+1,100円)になります。

  • 1色のロゴ・文字: 普通色。10枚でも加算0円
  • 写真・多色(白・淡色のボディ): フルカラー(+330円)かDTF淡色向け(+880円)
  • 写真・多色(濃色のボディ): DTF濃色向け(+1,100円)。黒Tシャツに白や明るい色もはっきり出る
  • 納期: 普通色・フルカラー・DTFは標準5〜7営業日。お急ぎは 特急仕上げ(+500円/枚)で3〜4営業日(方式や枚数に条件あり)。刺繍は納期の扱いが別なので 刺繍ワンポイントのページ で確認してください

業界一般のシルクスクリーンとの違いは DTF vs シルクスクリーン を参照してください。

プレゼント用の作り方(誕生日・結婚祝い)

オリジナルTシャツを贈り物にするときは、最小ロットが10枚であることを前提に考えます。主役1人に1枚だけ贈るより、主役と家族、祝う側の仲間まで同じデザインをそろえる形のほうが、枚数の条件にも合い、写真にも残しやすくなります。

  • 誕生日Tシャツ: 「Birthday Boy/Girl」や年齢数字をプリント。詳しい作り方は 誕生日Tシャツプレゼント。
  • 結婚祝い: 新郎新婦のイニシャルと結婚日をプリント。結婚式二次会Tシャツ も参考に。
  • 推し活グッズ: 好きなアーティストの色や言葉をモチーフにする。アーティスト名のロゴや公式の写真は権利者の許諾が必要です(著作権について)。
  • ペットの写真: 飼い主側のTシャツに愛犬・愛猫の写真を入れる。白Tならフルカラーで刷れます。

手渡しで配るなら、袋詰めも決めておきます。袋詰め・ラッピングサービス の料金は、透明な個別OPP袋が+30円/枚、柄入りのラッピング袋が+80円/枚、受け取る人の名前を入れたタグが+50円/枚です。10枚すべてを柄入りの袋にすると+800円で、上の表の写真入りプレゼント(総額23,750円)なら合計24,550円になります。ラッピングは自動見積もりの項目に無いので、注文のときに伝えてください。

写真プリントの解像度と注意点

写真入りTシャツをプリントする場合、以下の条件を満たすと綺麗に仕上がります。

  • 解像度 300dpi以上: 刷る実寸で300dpiにするには、胸ワンポイント(縦横10cm以内)で1,181px四方、A4以内いっぱいなら2,480×3,508pxが必要です
  • 明るく鮮明な写真: 手ブレ・暗い写真はプリントで粗くなる
  • 背景が複雑すぎない: シンプルな背景ほど被写体が映える
  • 被写体を切り抜く: 背景除去(Adobe Photoshop, Canva Pro, iPhone切り抜き機能)で見栄えアップ

写真プリントの詳細は 写真プリントTシャツの作り方 を参照してください。

個人ブランド立ち上げでの活用

オリジナルTシャツの個人ブランドは、在庫を小さく持って始めるのが無難です。ただし preTTy の最小ロットは10枚なので、1着売れるたびに1着作る完全な受注生産はできません。10枚の試作でボディの厚み・色・サイズ感を確かめ、売れ方を見て同じデザインを追加する進め方になります。過去のデザインデータは保管しているので、追加のときに入稿し直す必要はありません。

  • BASE・Etsy・メルカリShops などで販売ページを用意する
  • 10枚の試作をサイズ別に分けて、どのサイズから売れるかを見る
  • 売れたデザインだけを追加で発注する(単価は同じ枚数・同じ仕様なら初回と同じ)
  • デザインを複数試したい場合、1回の注文での枚数の数え方は注文前に確認する

試作のボディの厚みで原価も変わります。10枚・前面A4以内・普通色1色で比べると、5.6ozの5001-01が1枚2,046円、6.2ozの5942-01が2,498円で、差は452円です。販売価格を決める前に、同じ位置で2つのボディを見積もって比べておくと、原価の見通しが立ちます。スタートアップでのTシャツ活用事例は スタートアップ立ち上げTシャツ で解説しています。

少量で作るオリジナルTシャツのアイデア

  • 「推しの名前」やメンバーカラーを入れたおそろいT
  • 旅行先で撮影した写真をプリント(旅の思い出を着る)
  • ペットの似顔絵イラストをプリント
  • 家族集合写真を2階調化してアート調に(1色になれば普通色で刷れる)
  • オリジナルキャラクターのグッズ化

コストを抑える3つのポイント

  • プリント範囲を小さく: 胸ワンポイント(縦横10cm以内)は前面A4以内より安い。00085-CVT・10枚なら1,653円と1,953円で、1枚300円の差
  • プリントを1ヶ所に絞る: 胸ワンポイントに背面A4以内を足すと2,551円になり、胸だけより1枚898円上がる
  • 人数が19人なら20枚にする: 10〜19枚と20枚では1枚100円違うので、19人分なら予備を1枚足した20枚のほうが総額が安い(上の「10枚と20枚、どちらで頼むか」)

よくある失敗と対策

  • 解像度不足でプリントが粗い → 元画像300dpi以上を確認
  • 文字が潰れる → 線の太さ1mm以上を確保
  • Tシャツの色がイメージと違う → DTFは白・淡色ボディが最も発色が良い(濃色ボディは白下地入りのDTF濃色+1,100円/ヶ所で対応)
  • 納期に間に合わない → 標準5〜7営業日で逆算。お急ぎは 特急仕上げ(+500円/枚)で3〜4営業日

注文の流れ

  1. 自動見積もり で料金確認
  2. デザインデータを入稿(PNG/JPG/AI/PSD、手書き写真もOK)
  3. スタッフが校正画像を送付
  4. 承認後、5〜7営業日で製作・発送(お急ぎは特急仕上げ+500円/枚で3〜4営業日)

最小ロットは10枚で、10枚時の実額は1枚1,422円〜(プリント込み・税込・送料別)。10枚と20枚を並べて単価差を見ると、予備を何枚積むかの判断がしやすくなります。

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