素材公開: 2026-03-05更新: 2026-04-19

DTFとシルクスクリーンどっち?30枚がコスト切替ライン

結論: 30枚がコスト切替ライン。29枚以下はDTF、30枚以上はシルクスクリーンが安い。枚数別料金表で具体額を提示し、写真/グラデーション再現性、耐久性、納期まで6観点で比較。

監修: preTTy 制作チーム(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

DTFプリントとは

DTF(Direct to Film)プリントは、専用フィルムにデザインを印刷し、熱プレスでTシャツに転写する方法です。版が不要なため、1枚からフルカラーで制作でき、写真やグラデーションの再現性に優れています。2020年以降に日本で普及し、小ロット・多品種生産の主流になりつつあります。詳細は DTF転写の特徴

シルクスクリーンとは

シルクスクリーンは、デザインごとに「版」を作り、インクを生地に直接刷り込む伝統的なプリント方法です。版代(1色あたり約5,000円)が必要ですが、大量生産では1枚あたりのコストが圧倒的に安くなります。100年以上の歴史がある定番技法で、オリジナルTシャツ業界の王道です。

料金比較 — 枚数別早見表(業界一般の技法比較)

下記は「版代を別途請求する一般的な料金体系」で2つの技法を比べたときの目安単価です(5.6oz標準Tシャツ + 前面1色プリント / 前後プリントや多色は別途加算)。preTTy の実額ではありません。技法の損益分岐がどこに来るかを理解するための一般論として読んでください。

  • 1枚: DTF 約4,500円 / シルク 約10,000円(版代重いため非現実的)
  • 10枚: DTF 約3,000円 / シルク 約3,500円(DTF有利)
  • 20枚: DTF 約2,700円 / シルク 約2,800円(ほぼ互角)
  • 30枚: DTF 約2,500円 / シルク 約2,400円(シルク逆転開始
  • 50枚: DTF 約2,400円 / シルク 約2,100円
  • 100枚: DTF 約2,200円 / シルク 約1,800円(シルク圧勝)
  • 300枚: DTF 約2,000円 / シルク 約1,550円

preTTy の場合はこうなります

preTTy は版代を別建てで請求しないため、上の一般論とは形が変わります。前面(A4以内)1ヶ所・「いちばん安い白ボディ 〜 5.6oz標準ボディ」の実額(プリント代込み・税込・送料別)は次のとおりです。

  • 10枚: DTF(淡色)2,602〜2,926円 / 普通色(単色のみ)1,722〜2,046円
  • 30枚: DTF(淡色)2,497〜2,726円 / 普通色(単色のみ)1,617〜1,846円
  • 100枚以上: DTF(淡色)2,416〜2,616円 / 普通色(単色のみ)1,536〜1,736円

版代がないぶん、preTTy では枚数にかかわらず単色プリント(シルクスクリーン相当)のほうが安く、DTF との差は1ヶ所あたり880円で一定です。また数量割引は100枚で上限に達するため、300枚でも1000枚でも1枚あたりの単価は100枚と同額になります。料金試算は 自動見積もり で具体的な条件を入れて確認できます。

どっちを選ぶ?枚数別フローチャート

  • 〜10枚DTF一択(シルクは版代のため非現実的)
  • 10〜30枚DTF優位、フルカラーならDTF確定
  • 30枚切替ライン、1色なら僅差、フルカラーならDTF継続
  • 30〜100枚シルク優位、1色・2色ならシルク、フルカラーのみDTF
  • 100枚以上シルク圧勝、DTFは選ぶ理由なし

色数での料金変動(シルク)

シルクスクリーンは色数ごとに版が必要。色数が増えると版代が増え、DTFとの相対的な優位が変わります。

  • 1色シルク vs DTF: 30枚でほぼ互角、それ以上はシルク有利
  • 2色シルク vs DTF: 50枚が切替ライン
  • 3色シルク vs DTF: 80〜100枚が切替ライン
  • 4色以上シルク vs DTF: 150枚以上でもDTFが競合、フルカラーはDTF確定

写真・グラデーションの再現性比較

  • DTF: 写真・グラデーションを忠実に再現。フルカラー(CMYK全領域)対応
  • シルクスクリーン: 写真は網点分解(半調印刷)で可能だが、DTFに比べると粗め
  • グラデーション: DTFはスムーズ、シルクはハーフトーン処理で段階感が出る
  • 蛍光色: シルクは蛍光インクで強い発色、DTFは蛍光の再現が限定的

写真入りTシャツなら 写真プリントTシャツの作り方 を参照。

洗濯耐久性の比較

  • シルクスクリーン: 洗濯100回以上でも色落ちしにくい(インクが厚い)
  • DTF転写: 洗濯50〜100回程度で少しずつ退色・剥がれ
  • 裏返して洗う・漂白剤NG・乾燥機は低温 は両方共通の鉄則

長期間の業務ユニフォーム用途ならシルクが有利、個人・イベント用途ならDTFで十分です。

濃色Tシャツへのプリント比較

  • シルク: 白インクの版を別途作成して2回刷り。版代+刷り工程が増える
  • DTF: フィルム側に自動で白下地を生成。追加料金なしで対応可

黒T・紺Tに明るい色をプリントしたい場合は、少量ならDTF、大量ならシルク(白版前提で見積もる)が最適。

納期の違い

  • DTF: 版作成不要 → 最短3営業日対応可(急ぎ注文のコツ
  • シルクスクリーン: 版作成で+1〜2日必要 → 最短5営業日

繁忙期や急ぎ案件ではDTFの優位が大きくなります。

肌触り・見た目の違い

  • シルクスクリーン: インクが厚く乗り、「しっかりプリント」という見た目。経年でインクが柔らかくなる
  • DTF転写: フィルム転写のためややツヤのある仕上がり。プリント部分が少し硬め
  • 刺繍風: シルクの重ね刷りで立体感を出すことも可能

よくある疑問Q&A

  • Q: 写真をプリントしたい、どっち? → DTF(シルクは網点分解で粗くなる)
  • Q: 1枚だけ作りたい、どっち? → DTF(シルクは版代のため1枚だと1万円超)
  • Q: 100枚で1色、どっち? → シルク(1枚あたり400円ほど安い)
  • Q: 黒Tに白ロゴ、どっち? → 10枚までDTF、30枚超えたらシルク+白版
  • Q: 耐久性重視なら? → シルク(100回以上の洗濯に耐える)
  • Q: 急ぎで2週間後必要、どっち? → DTF(版作成不要で時短)

判断基準のまとめ

  • 30枚が切替ライン — 30枚以下はDTF、30枚以上はシルクが基本有利
  • フルカラーはDTF一択 — 写真・グラデ・多色は枚数に関わらずDTF
  • 1色・2色の大量はシルク — 100枚以上の1色ロゴはシルクが圧倒的に安い
  • 迷ったら自動見積もり — 枚数と条件を入れて両方の料金を比較

オリジナルTシャツのお見積もり・ご相談

preTTy(プリティ)は10枚から大量注文まで対応する、激安価格と最短納期のオリジナルTシャツ制作サービスです。料金と納期は 自動見積もり で数秒で確認でき、デザインに迷ったら テンプレート集 からカスタマイズもOK。急ぎのご相談は LINEで無料相談 からどうぞ。

あわせて読む

  • プリント方法の選び方(5種比較) → /blog/print-method-comparison
  • DTF転写の特徴 → /blog/printing-dtf-transfer
  • プリント方法別コスト完全比較 → /blog/print-method-cost-breakdown
  • インクジェットプリントの特徴 → /blog/printing-inkjet-deep-dive
  • 写真プリントTシャツの作り方 → /blog/photo-print-guide
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