サンプル依頼で本発注のリスクを減らす
「サンプルを取るべきか」は、何を確かめたいかで答えが変わります。確かめたいことは、生地の厚みと手触り、インクの色と方式ごとの質感、デザインの配置と大きさ、そして自分のデザインが実物でどう刷り上がるか、の4つに分けられます。preTTy では、このうち3つは無料で確かめられ、費用がかかるのは4つ目だけです。まず4つを並べます。
判断軸4つと、preTTyで確かめる手段
| 確かめたいこと | preTTy での手段 | 費用 | 日数の目安 |
|---|---|---|---|
| 1. 生地の厚み・手触り | 無料サンプル(5.6oz綿T・4.4ozドライ・6.2oz厚手Tなど、定番品番5〜8種の生地の端切れ) | 無料 | 発送準備に通常1〜2営業日、届くまで3〜5営業日 |
| 2. インクの色・方式ごとの質感 | 無料サンプル(インク標準60色のカラーチャート、シルクスクリーン・DTF・刺繍の仕上がり見本) | 無料 | 1と同じ便で届く |
| 3. デザインの配置と大きさ | デザイン相談で届く完成イメージ | 無料 | デザインのやりとりの中で届く |
| 4. 自分のデザインの刷り上がり | 本番前のサンプル1枚、または最小ロットの10枚で先に作る | 1枚は個別見積もり/10枚は下の表 | 1枚は別途日数/10枚は標準5〜7営業日 |
無料サンプルの内容と日数は 無料サンプル請求 のページの記載で、代金・送料とも無料、業務発注のご検討目的に限ってお送りしています(ご注文品の送料は都道府県別です)。1枚のサンプルについては、よくある質問で「本番製作前にサンプル(1枚)を作成することも可能。別途費用と日数がかかる」とご案内しています。
無料サンプルで防げる失敗・防げない失敗
無料サンプルで防げるのは、「思ったより生地が薄い・透ける」「インクの色が画面で見た色と違う」「DTFと刺繍の質感の違いが分からないまま選んだ」といった、ボディと方式の選び違いです。インクの色にこだわる場合は、よくある質問でもPantoneのカラー番号を伝えるか、サンプル作成を依頼するよう案内しています。
一方で、送られてくるのは生地の端切れと方式ごとの見本なので、Tシャツ1枚としてのサイズ感や、自分のデザインの細い線・写真の階調がどう出るかは分かりません。サイズは商品ページのサイズ表(身幅・着丈)と手持ちのTシャツを比べるのが確実で、型番ごとの実寸は サイズ表の横断比較 にまとめています。配置と大きさは、デザイン相談で届く完成イメージで確認できます。ただし完成イメージは画像での確認なので、ご利用ガイドにもあるとおり実物と完全には一致しない場合があります。
自分のデザインを実物で確かめる2つの方法
4つ目の「自分のデザインの刷り上がり」を確かめる方法は、本番前のサンプル1枚か、最小ロットの10枚を先に作るかの2つです。1枚のサンプルは費用と日数が個別になるのでお問い合わせでのご案内になり、社内稟議用の場合はサンプル費用を本番注文時に値引きして対応しています。10枚を先に作る場合は、自動見積もりでそのまま金額が出ます。50枚が本番の注文で、先に10枚、確認後に残り40枚を頼む場合と、最初から50枚を頼む場合を比べました(5.6oz 00085-CVT・胸ワンポイント+背面A4以内・普通色1色・税込。総額は東京都あての送料込み)。
| 頼み方 | 1枚あたり | 総額(送料込み) |
|---|---|---|
| 先に10枚だけ作る | 2,551円 | 26,430円 |
| 確認後に残り40枚を追加 | 2,301円 | 93,160円 |
| 10枚+40枚の合計 | — | 119,590円 |
| 最初から50枚まとめて | 2,251円 | 113,870円 |
10枚で先に確かめてから残りを頼むと、50枚を一度に頼むより総額で5,720円多くかかります。内訳は本体の差5,000円と、2回に分けたぶんの送料の差720円です。この5,720円が「実物を見てから決める」ための費用で、先に作った10枚はそのまま本番の10枚として使えます。逆に、デザインそのものに納得できず50枚を作り直すことになれば、113,870円を払い直すことになります。なお、プリント位置の大幅なズレや、半色相以上の色の差がある場合は、ご利用ガイドのとおり当社で再制作して対応します。
実物で確かめる価値が高いデザイン
方式ごとの苦手は、preTTy の方式ページにも書いています。次に当てはまるデザインは、無料サンプルの見本では判断しにくく、4つ目の方法で確かめる価値が高いケースです。
- 普通色(ラバー)で細かい階調を出したい — 方式ページでも「写真やグラデーションの再現が難しい」としている
- 金銀ラメ・大粒ラメで細い線や小さい文字を刷る — 「細い線や小さい文字は潰れやすい」とある
- 濃い色のボディに写真を載せる — フルカラーは「濃色生地では色がくすむ」ため、DTF(濃色向け)での仕上がりを見ておきたい
- DTFで大きなベタ塗りがある — 「大面積のベタ塗りは膜感が目立つ」とある
サンプル依頼の流れ
- LINE・電話・フォームのいずれかで「サンプル希望」と、お名前・ご住所・電話番号・ご用途を連絡
- 在庫を確認して発送準備(通常1〜2営業日以内)
- ヤマト運輸で発送、3〜5営業日でお手元に
- 生地・色・方式を確認し、ボディと刷り方を決める
- デザイン相談で完成イメージを確認
- 必要なら1枚のサンプルか10枚の先行発注で刷り上がりを確認
- 本発注に進む(標準5〜7営業日、特急仕上げは+500円/枚で3〜4営業日)
サンプル確認のポイント
届いたサンプルは、実際に着る場所に近い条件で見るのが基本です。
- 明るい自然光の下で色を確認(室内の照明だけだと、カラーチャートの色が違って見えることがある)
- 生地の端切れは、光にかざして透け具合を見る
- 10枚の先行分が届いたら、実際に着てサイズ感を確かめ、1回洗って色落ち・縮みを確認(洗い方は プリントTシャツの洗濯方法)
- 他のメンバーにも見せてフィードバック収集
よくある質問
何枚の注文からサンプルを取るべきですか?
枚数で線を引くより、作り直しになった場合の総額と、確かめるためにかかる費用を比べるのが確実です。上の例では、50枚の注文に対して先に10枚作る追加の費用は5,720円(東京都あて)でした。生地・色・方式の確認だけなら、無料サンプルで足ります。
サンプルで気に入らなかったら?
生地や色が合わなければ、ボディやインクの色を変えて選び直します。デザインの配置や大きさなら、完成イメージの段階で修正します。10枚の先行分で気になる点が見つかった場合は、残りの注文の前にデザインを直せます。
サンプルを取ると、納期はどれくらい延びますか?
無料サンプルは、発送準備に通常1〜2営業日、届くまで3〜5営業日(無料サンプル請求ページの記載)です。10枚を先に作る場合は制作が2回になるので、標準5〜7営業日の制作が2回ぶん必要です。1枚のサンプルの日数は内容によるため、お問い合わせでご案内します。