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  5. 日本の冬に発注→リオの真夏に着る|サンバ遠征チームの『南半球…
行事・イベント公開: 2026-05-30

日本の冬に発注→リオの真夏に着る|サンバ遠征チームの『南半球で季節が逆転する』ドライT選定

荷造りする12〜1月の日本は真冬、箱を開ける2月のリオは平均最高31℃前後・暑い日は33℃超の高湿の真夏——同じ月で季節が南半球に裏返る発注が前提です。冬の身体で選ぶ長袖やパーカーは現地で脱いで荷物になり、綿Tは汗で張り付き連日着られません。本番のスクール衣装は現地スクール、移動着と識別着は日本のチームが揃える領域と棲み分け、外側に着るドライTの素材判断と、10〜60人混在の遠征団を冬に揃えきる段取りを整理します。

監修: preTTy 制作チーム(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

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段ボールにシャツを詰めているのは12月か1月。窓の外は真冬なのに、その箱を開ける場所はブラジル・リオデジャネイロ、開けるのは真夏の2月——同じ月なのに季節が南半球で裏返る、この「冬の発注、真夏の着用」のねじれを正面から扱います。

12月に荷造りする身体が「真冬」、2月に箱を開ける現地が「真夏」— 同じ月で季節が裏返る発注

南半球で季節が反転するというのは抽象的な豆知識ではなく、何を発注すべきかを直接ひっくり返します。冬の身体が選ぶ商材と、真夏の現地で実際に着られる商材は、ほとんど逆になるのです。本記事はその反転を一つずつ解きほぐしていきます。本記事が前提にするのは、国内で活動するサンバチームや、サンバスクールの本番に参加するツアーで遠征する人が、チームの揃いシャツを日本のEC(日本国内向け・日本発送)で事前に発注する、という発注の構造です。preTTyは日本国内向けのオリジナルTシャツ制作サービスなので、買い手はあくまで「日本のグループが海外へ持って行く」立場になります。現地のサンバスクールに帰属して踊る本番の衣装(羽根やビーズの華やかなコスチューム)とは別に、移動日・観客席・現地での集合や遠征の識別に使う揃いのシャツを、日本にいるうちに用意しておく——ここが出発点です。

事実として押さえておきたいのは日程と気候です。リオのカーニバルは例年2月に行われ、各スクールが順位を競う本戦パレード(2026年は2月15〜17日)と、上位校による最上位のチャンピオンパレード(2月21日)が行われます(日程は年により変わります)。そして、その2月のリオは平均最高31℃前後、暑い日は33℃を超える高湿の真夏です。同じ2月の日本は、地域によっては最低気温が氷点下に沈む真冬。発注作業をしている部屋の寒さと、シャツが実際に着られる現地の蒸し暑さのあいだには、30度近い気温差と正反対の季節があります。

ここで需要が多いとか定番だといった話をするつもりはありません。あくまで「この記事が前提にする発注は、冬に荷造りして真夏に着るという季節の裏返しを抱えている」という構造を固定したいだけです。観光ガイドのようにカーニバルの見どころを並べるのではなく、その裏返りが商材選びをどう変えるかへ、ここからまっすぐ進みます。

日本の冬の本能で選ぶと現地で脱ぐ — 最高33℃・湿度80%の2月リオで起こること

発注作業をする12〜1月の日本は真冬です。だから、揃いのウェアを考えるときに身体が真っ先に手を伸ばすのは、長袖やパーカー、せいぜい薄手のスウェットといった「冬に着て心地よいもの」になります。これはサボりでも準備不足でもなく、寒い部屋で考えているかぎり、ごく自然に湧いてくる本能です。問題は、その本能で詰めた箱を開ける場所が33度・湿度80%のリオだ、という一点に尽きます。

冬の本能で選んだウェアが現地で何を引き起こすか、順に見ていきます。

  • パーカー・長袖: 空港を出た瞬間の蒸し暑さで、全員が初日のうちに脱ぎます。脱いだあとは手に持つか鞄に押し込むしかなく、移動の荷物になるだけ。羽織るために持ってきたはずが、ほぼ一度も着られないまま帰国の荷物に戻ります。
  • 綿のTシャツ: 汗を吸い込んだまま乾かないため、肌に張り付いて重くなります。湿度80%の空気では洗っても生乾きが続き、翌日にまだ湿ったシャツに袖を通すことになりがち。連日着るには枚数で押し切るしかなく、その分だけ荷物がかさみます。
  • 薄手スウェット: 日本の秋冬イベントなら快適な薄手スウェットも、ここでは生地が汗を抱え込んで蒸れます。乾きの遅さは綿T以上に響き、連日の着用には向きません。

これらを裏返した先に残るのが、吸汗速乾のドライTです。理由は単純で、いずれも現地の前提から逆算した結論になります。多湿でも汗を生地の外へ逃がして抜けていくので肌に張り付きにくい。乾きが速いぶん、洗って翌日また着るという連日着用に現実的に耐える。生地が薄く軽いので、移動の荷物としてもかさばらない。冬の身体が「寒そうだから厚いものを」と引き寄せるのに対し、真夏の現地は「汗が抜けて軽いものを」と求めている——その現地で求められる機能の向きが正反対だからこそ、発注時に意識して反転させる必要があります。ドライ生地そのものの性質はドライメッシュ素材の特徴と選び方で、綿との具体的な違いはドライT と 綿T の違いを比較で詳しく扱っています。なお、これは「綿が劣る」という一般論ではなく、湿度80%の真夏で連日着るという前提があるからドライが効く、という前提依存の話です。乾いた日本の秋冬なら、綿の風合いが活きる場面はいくらでもあります。

本番のスクール衣装と「その外側に着る揃いシャツ」をどう棲み分けるか — 役割と帰属の一覧表

リオ遠征のウェアを考えるとき、最初に切り分けておきたいのは、現地のサンバスクールが用意する本番衣装と、日本のチームが着る外側の揃いシャツは、誰が・いつ・どこで揃えるものなのかがまるで違うという一点です。本番衣装は現地スクール側に帰属し、外側のウェアは日本のチームが事前に発注する。この棲み分けが曖昧なまま「とりあえず揃いを作ろう」とすると、本番衣装と役割がぶつかったり、逆に本番衣装で足りると誤解して移動・観客席用が抜け落ちたりします。下の表は一日の時間割ではなく、ウェアの種類ごとに「誰が着るか」「どこに帰属するか」「どこで何を揃えるか」を並べた棲み分けマトリクスです。これを見ながら、日本ECで発注するのはどれか、現地に任せるのはどれかを切り分けてください。

ウェアの種類誰が・いつ着るか(役割)帰属(どこのものか)商材と揃える場所揃える単位
本番のスクール衣装(羽根・ビーズのコスチューム)パレード本番で踊る人が、演舞の時間だけ着る現地のサンバスクールに帰属。スクールのテーマ色や意匠に従う羽根やビーズの特注コスチューム。現地スクール側で用意・調整するのが基本で、日本ECの守備範囲外スクールのパート・配役ごと(全員一律ではない)
移動着(フライト・空港・機内冷房・市内移動用)遠征メンバー全員が、移動日と現地の行き帰りに着る日本のチームに帰属。スクールとは無関係にチームで共通吸汗速乾ドライTを土台に。日本にいるうちに日本ECで発注して持参遠征団の全員ぶん(同一デザイン・サイズ展開)
識別着(現地集合・観客席・遠征の見分け用)本番に出ない人を含む全員が、待ち合わせや観戦で着る日本のチームに帰属。群衆のなかで自チームを見分けるための共通の目印同色・同面で揃ったドライT。これも日本で発注。現地スクール衣装では代替できない遠征団の全員ぶん(本番衣装の有無にかかわらず全員)

表から読み取ってほしいのは、本番衣装は現地スクールに任せる領域、移動着と識別着は日本のチームが自分たちで揃える領域という線引きです。華やかな本番衣装があるからといって、移動や観戦のウェアまで現地で何とかなるわけではありません。移動着と識別着は同じ吸汗速乾ドライTを土台にできるので、別々のシャツを起こすというより、同じ土台を全員ぶん用意し、集合場面では揃いの見え方を効かせる、という組み立てになります。揃いの色をどう組むかは色の組み合わせガイド、集合場面で効く背面の見せ方は背中プリントのデザインが参考になります。

同じドライTでも、一日のなかで効く機能は移ろう

移動着と識別着は同じ土台でよいと書きましたが、一日の時間帯によって効いてくる機能の重心は移っていきます。発注枚数や羽織りの要否を見積もるときの感覚として、場面ごとの効き方も押さえておくと判断しやすくなります。

  • 移動日(長時間フライト・空港・機内冷房): 機内は冷房で冷えますが、空港の外に出ると一気に多湿。ドライなら汗冷えしにくく、外に出れば速乾が効きます。冷房対策は「着込む」のではなく、着脱できる薄手の羽織りを別で一枚手持ちにしておくのが扱いやすく、チームで揃っていれば到着後そのまま集合の目印にもなります。
  • 観客席(直射日光と多湿で数時間): 炎天下で汗が吹き出すため、汗が抜けて乾く速乾性が最優先。綿だと座っているだけで張り付きます。首元とサイズにゆとりのあるドライTを主役に据え、長時間の発汗に耐える排湿を効かせます。
  • 現地集合・遠征識別(待ち合わせ・移動の目印): 素材より「揃って見えること」が機能になります。人混みやスクール周辺で自分のチームを一目で見分けられる視認性が要で、汗で色が沈みにくい濃色寄りだと群衆でもまとまって見え、背面の揃いが効きます。

枚数の見当としては、観客席で数時間着るぶんと、汗をかいた翌日のための替えを見込むと、一人あたり複数枚あると回しやすくなります。

汗が張り付くか、抜けるか — 多湿35℃前後で綿T・薄手スウェット・ドライTに何が起きるか

素材の比較というと、肌触りや風合いの好みの話になりがちです。ここではその軸を一度脇に置き、湿度80%・最高33度前後・連日着用という南半球の真夏の条件で、各素材に実際に何が起きるかだけを並べます。日本の冬イベントなら薄手スウェットがいちばん快適、という常識がここでは裏返ります。その理由が表のなかにあります。

素材汗の張り付き乾く速さ連日着用での蒸れ荷物としての軽さ・かさ現地での洗濯と翌日着用
綿T汗を吸い込んでべったり張り付く遅い。多湿では半乾きが長く続く湿ったまま着続けて蒸れやすい濡れると重くなり、替えを複数枚持つとかさむ夜洗っても翌朝まだ湿っていることが多い
綿混(綿+化繊)綿よりはましだが、汗が多いと張り付く綿よりやや速い程度で、抜群ではない綿よりは軽いが多湿では蒸れる綿よりわずかに軽い綿よりは乾くが、連日では追いつきにくい
薄手スウェット生地が厚い分、汗を抱え込んで張り付く遅い。厚みがある分かえって乾きにくいもっとも蒸れやすい。真夏には熱がこもるかさばり、荷物の体積を食う厚手ゆえ連日着用にはほぼ追いつかない
吸汗速乾ドライ(メッシュ)汗を生地の外へ逃がし張り付きにくい速い。多湿でも比較的早く乾く通気で熱と湿気が抜け、蒸れにくい薄く軽く、替えを複数枚入れてもかさばらない夜洗えば翌朝には着られることが多い

注目すべきは、日本の冬イベントで快適なはずの薄手スウェットが、ここでは最下位に近い挙動を見せる点です。厚みが防寒として効く季節なら美点でも、湿度80%の真夏では同じ厚みが汗を抱え込み、熱をこもらせ、乾きを遅らせる弱点に変わります。防寒のために生地を足すという冬の発想と、排湿のために生地を抜くという真夏の発想は、求める向きそのものが逆なのです。素材の特性そのものはドライメッシュ素材の特徴と選び方、綿とドライの違いはドライT と 綿T の違いを比較で掘り下げています。連日着るほどこの差は積み上がるので、遠征日数が長いチームほどドライの優位が効いてきます。

首元とサイズのゆとりは南米遠征で効く — 連日多湿で着続ける前提の身体寸法

素材を決めたら、次は寸法です。極暑多湿のなかで連日着続けるという前提に立つと、ジャストサイズが必ずしも正解ではなくなります。ここでは観客席や移動で長時間まとうことを念頭に、首元とサイズの考え方を整理します。

首元の開き — 汗と熱の抜け道として効く

首元が詰まっていると、熱と湿気が首回りにこもります。多湿で汗が止まらない環境では、首元にわずかな開きがあるだけで熱の抜けと汗の蒸発がしやすくなり、着続けるときの不快感が変わってきます。詰まったハイネック寄りの首元は冬の保温には向きますが、真夏の連日着用ではむしろ熱をためる方向に働く——ここでも冬の感覚を反転させる必要があります。

ワンサイズのゆとり — 肌に張り付かせないための寸法

国内で演舞用のウェアを作るときは、動きを見せるためにジャストで合わせる感覚が染みついていることが多いものです。ところが遠征の外側ウェアは、踊りを見せるためではなく、汗だくの身体に連日まとうためのもの。ぴったりだと汗で肌に張り付き、生地が湿るたびに重く感じます。普段の演舞用ジャストサイズより、ワンサイズぶんのゆとりを見ておくと、肌との間に空気が通り、張り付きと蒸れが軽くなります。日本基準で合わせると現地で窮屈に感じる、というズレを最初から織り込んでおくのが安全です。

性別・年齢が混在する遠征団という前提

遠征団は、本番の華やかな衣装を着る人もいれば、裏方として動く人もおり、男女も年齢もばらつきます。外側のウェアは、その全員が共通して着る土台です。だからこそサイズの幅が大きく、小柄な人から体格のある人まで一つのデザインでカバーすることになります。ここで効くのが「ジャストではなくゆとりを基準にする」という発想で、ゆとりを前提にしておけばサイズ境界の人も着られる幅が広がります。サイズ差が大きい団体をどう一括で手配するかは、次のセクションの少量多品種の話につながります。なお、ここで扱っているのは踊りの可動性ではなく、あくまで多湿で連日着るための身体寸法です。可動を含めた動きやすさの設計はダンスチームのオリジナルTシャツもあわせてご覧ください。

現地のスクールでは間に合わない理由と、12〜1月に日本で揃えきる段取り

ここで季節の裏返りを、生産のリードタイムに接続します。よくある「注文タイミングの逆算」とは話の出発点が違います。普通の逆算は「本番の何週間前に動くか」を数えるだけですが、リオ遠征の特殊性は同じ2月のなかで季節が裏返るからこそ、発注に動く月が真冬の12〜1月になるという点にあります。真夏に着るものを、真冬の手で発注する。この時間構造そのものを段取りに落とし込みます。

2月本戦、とりわけ2月21日のチャンピオンパレードに渡航時に持参するには、デザインの版作成、生産、検品、そして渡航前に手元へ届くまでを逆算する必要があります。逆算すると、動き始めるのは前年12月から1月の真冬です。この時期に発注を進めるうえで気をつけたいのが次の点です。

  • 年末年始の工場稼働: 12月後半から1月初頭は、印刷工場や物流が年末年始の休業や繁忙にかかる時期です。通常より生産・配送に余裕を見ておかないと、真冬の段取りが遅れたぶん渡航日に間に合わなくなります。
  • 渡航前の手元到着を起点に逆算: ゴールは「本番の日」ではなく「出発の日までに手元に揃っていること」です。出発日から逆算し、検品と仕分けの時間も挟んでスケジュールを組みます。
  • 現地調達は前提にしない: 現地のサンバスクールにあるのは本番の華やかな衣装であって、日本のチームが移動・観客席・識別に使う揃いシャツとは別物です。現地で同じものをそろえて買い足せる前提では動けないので、日本にいるうちに揃えきるのが基本になります。

同じ海外遠征でも、北半球のレース遠征のように「日本と同じ季節だが気候帯が違う」というズレや、秋冬の国内イベントのように「10〜11月から始動する」というズレとは性格が異なります。リオ遠征は、同月内で季節が真逆に裏返るからこそ、発注月が真冬に固定される。この一点を踏まえて動くのがコツです。用途別の標準的なリードタイムの考え方は用途別のオリジナルT 注文リードタイムにまとめています。

少量多品種をサイズ展開で一括手配する — 10〜60人・性別年齢混在の遠征団の発注実務

遠征団は、おおむね10〜60人ほどの規模で、性別も年齢も混在しています。本番衣装の外側に着る土台シャツを、この人数ぶん一括で手配するのが幹事の仕事です。ここで直面するのが、同じデザインなのにサイズが幅広く割れる、いわゆる少量多品種の手配です。数百人の運営をいくつもの役割色で分ける大量小口とは、規模も主旨もまったく違います。こちらは数十人がサイズで割れるという、別種の難しさです。

少量多品種を破綻なくまとめるには、次の順で進めると抜けが出にくくなります。

  • 同一デザインのままサイズ内訳を集約する: デザインは全員共通でも、サイズはSから大きめまで広く割れます。まず名簿でサイズを集め、サイズごとの必要枚数を一覧にしてから発注に進みます。性別年齢が混在するぶん、思った以上に小さいサイズと大きいサイズの両端が出ることを見込んでおきます。
  • 場面に合わせた色違いは「同一デザイン・色だけ複数」で読む: 観客席用と集合用で色を変えたい場合も、デザインを変えるのではなく同じデザインの色違いとして扱うと、サイズ集計が枝分かれせずに済みます。
  • 替えのぶんを織り込んで読む: 多湿の連日着用では一人が複数枚を回します。人数ぶんちょうどではなく、替えを含めた総枚数でサイズ内訳を読むのが現実的です。
  • とりまとめ役を一人に決める: サイズ回収、入金、仕分けを誰が握るかを先に決めておきます。遠征前は渡航手続きや本番衣装の準備で慌ただしいので、サイズ集めだけでも早めに動き出し、集まり切ってから発注を確定する順序を守ると、真冬の段取りでも慌てずに済みます。

数十人を一括でまとめる進め方そのものは団体注文をスムーズに進めるコツに整理しています。本記事は手配の流れを示すもので、注文の多寡を断定するものではありません。あくまで、サイズで割れる数十人の遠征団をどう一本化して手配するか、という流れとして読んでください。

よくある質問

Q. 発注する12〜1月は真冬なのに、現地用にドライTで本当に大丈夫ですか?

A. 着用する2月のリオは平均最高31℃前後、暑い日は33℃を超える高湿の真夏です。発注作業をしている日本の真冬の寒さとは正反対の気候なので、冬の身体感覚で選ぶ長袖やパーカーは現地で脱いで荷物になりがちです。多湿で汗が抜けて速く乾き、連日着用にも耐えて軽い吸汗速乾ドライTのほうが、現地の前提には合います。季節が南半球で裏返ることを前提に、発注時には冬の本能を意識して反転させるのがコツです。

Q. 本番のスクール衣装があるのに、別途揃いのシャツを作る意味はありますか?

A. 本番のスクール衣装は、各スクールに帰属して踊るためのコスチュームで、長時間のフライトや観客席、現地の待ち合わせでまとうものではありません。本番衣装は現地スクール側に帰属する領域、移動着と識別着は日本のチームが自分たちで揃える領域、と棲み分けて考えると位置づけが見えてきます。移動日・観客席・現地集合といった本番の外側の場面で、日本のチームが一目で自分たちを見分けられ、汗にも耐える揃いのウェアが別に要ります。

Q. 2月の本番に間に合わせるには、いつ発注すればよいですか?

A. 例年2月の本戦パレード(2026年は2月15〜17日)、とくに上位校による2月21日のチャンピオンパレードに持参するには(日程は年により変わります)、版作成・生産・検品・渡航前の手元到着を逆算して、前年12月から1月の真冬に動き始めるのが目安です。この時期は年末年始の工場稼働や繁忙にかかるため、通常より余裕を見ておくと安全です。ゴールは本番の日ではなく出発日までに手元に揃うことなので、出発日から逆算して組みます。

Q. 遠征メンバーは性別も年齢もバラバラですが、サイズ展開はどこまで対応できますか?

A. 同じデザインのまま、小さいサイズから大きめまで幅広く展開して一括で手配できます。性別年齢が混在する10〜60人ほどの遠征団では両端のサイズが出やすいので、名簿でサイズ内訳を集約してから発注に進むと読み違いが減ります。連日着用で一人が複数枚を回すことも多いので、替えを含めた総枚数でサイズを読むのが現実的です。具体的な進め方はご相談ください。

Q. 現地リオで買い足したり調達したりすればよいのでは?

A. 現地のサンバスクールにあるのは本番用の華やかな衣装で、日本のチームが移動・観客席・識別に使う揃いシャツとは別物です。同じデザイン・同じ色で人数ぶんを現地でそろえて買い足せる前提では動けないため、日本にいるうちに揃えきっておくのが基本になります。preTTyは日本国内向け・日本発送のサービスなので、渡航前に手元へ届くよう逆算して手配します。

Q. 湿度80%の連日着用を考えると、首元やサイズはどう選べばよいですか?

A. 首元はわずかに開きのあるものを選ぶと、熱と湿気が首回りから抜けやすくなります。サイズは普段の演舞用ジャストサイズより、ワンサイズぶんのゆとりを見ておくと、汗で肌に張り付きにくく、生地と肌の間に空気が通って蒸れが軽くなります。詰まった首元やジャストフィットは冬の保温には向きますが、真夏の連日着用では熱をためる方向に働くので、ここでも冬の感覚を反転させるのが安全です。

お見積もり・ご相談

preTTy(プリティ)は、リオのサンバ遠征のように「真冬に発注して真夏に着る」という季節の裏返しを抱えた手配にも対応しています。10〜60人・性別年齢混在の遠征団のサイズ展開、本番衣装の外側に着る吸汗速乾ドライTの選び方、渡航日から逆算した真冬の段取りまで、まとめてご相談いただけます。デザインやサイズ内訳が固まる前でも、季節が裏返る前提だけ共有いただければ素材の向きから一緒に詰められますし、おおよその費用感は自動見積もりでも確認できます。サイズ内訳や色違い、渡航日からの納期逆算など細かな相談はLINEで無料相談へ、お急ぎの場合はお電話(0120-76-2005)でもどうぞ。同じ海外遠征でも夏の北米W杯のケースはW杯2026北米遠征サポーターの揃いTで扱っています。

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