3大プリント方法の仕組み
オリジナルTシャツの主要なプリント方法はシルクスクリーン・インクジェット(DTG)・DTFの3つです。それぞれの仕組みを知ることで、用途に最適な方法が見えてきます。
- シルクスクリーン — メッシュの版を作り、インクを生地に押し出す伝統的な方法。1色につき1版が必要です。
- インクジェット(DTG) — 専用プリンターで生地に直接インクを噴射。フルカラー写真もそのまま再現可能。
- DTF(Direct to Film) — 専用フィルムにデザインを印刷し、熱圧着で生地に転写。近年急速に普及している新技術です。
仕上がりと質感の違い
見た目と手触りには大きな違いがあります。
- シルクスクリーン:インクが生地に染み込むため、生地の風合いを活かした自然な仕上がり。ラバーインクは鮮やかな発色。
- インクジェット:繊維の隙間にインクが入り込み、手触りがほぼ無加工。写真やグラデーションの再現に向きます。preTTy の見積もりの「フルカラー」がこの方式で、白・淡色のボディ向けです。
- DTF:フィルムごと転写するため若干のフィルム感があります。濃色ボディでも鮮やかに仕上がります。
洗濯への強さ
「何回洗うまできれいに保てるか」は、同じ方式でもインクと生地の組み合わせ、洗い方、乾かし方で変わります。preTTy は方式ごとに洗濯回数を測った結果をまだ持っていないため、この記事では回数の目安を並べていません。100回洗濯の自社検証も、対象・洗い方・記録する項目を決めた設計を公開した段階で、測定はまだ始めていません。
裏返してネットに入れ、陰干しする扱いは、どの方式にも共通する基本です。手順はプリントTシャツの洗い方にまとめています。
コスト比較(preTTy の見積もり実額)
preTTy の見積もり画面で選べる印刷方法ごとの、1枚あたり実額です。条件は前面(A4以内)1ヶ所、金額は「その枚数でいちばん安い白ボディ 〜 5.6oz コットンTシャツ(5001-01)」の幅(プリント代込み・税込・送料別)。
| 枚数 | 普通色(単色のみ)=シルクスクリーン | フルカラー | DTF(淡色ボディ) |
|---|---|---|---|
| 10枚(最小ロット) | 1,722〜2,046円/枚 | 2,052〜2,376円/枚 | 2,602〜2,926円/枚 |
| 30枚 | 1,617〜1,846円/枚 | 1,947〜2,176円/枚 | 2,497〜2,726円/枚 |
| 100枚 | 1,536〜1,736円/枚 | 1,866〜2,066円/枚 | 2,416〜2,616円/枚 |
preTTy では版代を別建てで請求しないため、シルクスクリーン相当の「普通色(単色のみ)」は追加料金0円。フルカラーは+330円/ヶ所、DTF(淡色)は+880円/ヶ所、DTF(濃色)は+1,100円/ヶ所が上乗せされます。数量割引は1,000枚まで段階的に効き、100枚を超えても1枚あたりの単価は下がり続けます(1,000枚で上限)。
表示は税込・送料別(送料は都道府県別にかかり、送料無料はありません)。XXL以上のサイズ追加料金(XXL+100円 / 4L+150円 / 5L+200円)と特急仕上げ(+500円/枚)も別途かかります。preTTyの自動見積もりでは、方式・枚数・プリント位置を選ぶと、その条件の金額がその場で表示されます(方式は自動では選ばれません)。
用途別おすすめ早見表
- クラスTシャツ30枚 → シルクスクリーン相当の普通色(方式の追加料金0円)
- 濃色ボディに写真・多色 → DTF(濃色・+1,100円/ヶ所)
- 白・淡色ボディに写真 → インクジェット=フルカラー(+330円/ヶ所)
- 企業ユニフォーム100枚 → 普通色(前面A4で1枚1,536円〜。上の表の100枚の行)
- 推し活グッズ10枚 → DTF(単色でよければ普通色が最安)