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オリジナルTシャツのプリント方法比較【シルク/DTF/刺繍】

オリジナルTシャツの主なプリント方法5種(シルクスクリーン/DTF/インクジェット/刺繍/カッティング)を、仕上がり・向くボディの色・納期で比較。preTTy の自動見積もりで選べる7方式との対応と、枚数によらず定額の加算額(30枚での総額差つき)から、用途別の選び方を整理します。

執筆・監修: preTTy 編集部(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

オリジナルTシャツのプリント方法5種類

オリジナルTシャツのプリント方法は、一般に「シルクスクリーン」「DTF(フィルム転写)」「インクジェット」「刺繍」「カッティング」の5つに分けて説明されます。得意な図柄・向くボディの色・工程がそれぞれ違うため、選ぶ順番は「図柄 → ボディの色 → 予算と納期」が基本です。この記事では5種類の特徴を比べたうえで、preTTy の自動見積もりで選べる方式との対応と、方式ごとの加算額を整理します。プリント方法と枚数を変えた具体的な料金は 自動見積もり でその場で試算できます。

5種類と preTTy の自動見積もりの対応

preTTy の自動見積もりで選べる印刷方法は、普通色・金銀ラメ・大粒ラメ・フルカラー・DTF(淡色)・DTF(濃色)・刺繍ワンポイントの7つです(プリント方法の一覧)。一般的な5分類に当てはめ、各方式ページの納期の記載を並べると次のようになります。

一般的な方式preTTy の見積もりでの選択肢1ヶ所あたりの加算30枚・1ヶ所の総額差(普通色と比べて)納期(方式ページの記載)
シルクスクリーン(版で刷る)普通色(ラバープリント)/金銀ラメ/大粒ラメ0円/+220円/+330円—/+6,600円/+9,900円標準5〜7営業日。普通色は特急3〜4営業日、ラメは要相談
インクジェットフルカラー(CMYKのインクジェット方式・白と淡色向け)+330円+9,900円標準5〜7営業日・お急ぎ対応可
DTF(フィルム転写)DTF(淡色)/DTF(濃色)+880円/+1,100円+26,400円/+33,000円標準5〜7営業日。淡色は特急3〜4営業日、濃色は要相談
刺繍刺繍ワンポイント+780円+23,400円標準7〜10営業日・特急は不可
カッティング自動見積もりのメニュー外———

総額差は、5.6oz スタンダードTシャツ(00085-CVT)を30枚・胸ワンポイント1ヶ所で自動見積もりした金額どうしの差です(東京都あて・税込)。加算は1ヶ所・1枚あたりの定額なので、10枚でも1,000枚でも1枚あたりの差は変わらず、総額差は「加算額×枚数×ヶ所数」で出せます。胸と背面の2ヶ所をDTF(淡色)にすれば、30枚で普通色より52,800円高くなります。枚数ごとの単価の推移は プリント方法別コスト完全比較 で扱っています。

「枚数で方式を選ぶ」は preTTy では当てはまらない

一般的な解説では「少量ならDTF、枚数が増えたらシルクスクリーン」のように枚数で方式を分けます。これは、シルクスクリーンの版代のような初期費用を枚数で割って薄める料金体系を前提にした話です。preTTy には版代という費目が無く、方式の違いは上の表の定額の加算だけに表れます。そのため、10枚でも300枚でも「単色で済む図柄なら普通色がいちばん安く、写真やグラデーションがあるならフルカラーかDTF」という選び方がそのまま成り立ちます。版代の仕組みと他社の見積書の読み方は 版代の解説記事 に、見積書を他社と並べるときの条件のそろえ方は 相見積もりの比較チェックリスト にまとめています。

1. シルクスクリーン(preTTy では普通色・ラメ)

版(型)にインクを通して生地に刷る方式です。preTTy の方式ページは、普通色(ラバープリント)を「インクを生地に『のせる』タイプ」で、プリント部分には薄い膜感があると説明しています。強みはロゴ・番号・チーム名がくっきり出ることと、綿・ポリエステルのどちらでも発色が良いこと。弱みは写真やグラデーション、色数の多い図柄です。黒や紺のボディにも白インクを下地に使って刷れて、見積もり上の加算は白いボディと同じ0円です。金銀ラメ・大粒ラメは濃色のボディで映える一方、細い線や小さい文字は潰れやすいとされています。

向く用途は、クラスTシャツ、部活・サークル、企業ロゴ入りのスタッフT、文化祭など、ロゴと文字が中心の図柄です。

2. DTF(フィルム転写)

専用フィルムに図柄を印刷し、熱で生地に転写する方式です。方式ページでは、細い線や小さい文字もきれいに再現でき、多色のロゴでも料金が色数で変わらないことを強みとし、大面積のベタ塗りは膜感が目立つことを弱みとしています。preTTy では淡色ボディ向け(+880円/ヶ所)と濃色ボディ向け(+1,100円/ヶ所)に分かれていて、濃色向けは白インクを下地に使うぶん1ヶ所220円高くなります。淡色向けは対応素材に「淡色ドライ」「淡色ポリ」を挙げているので、ポリエステルのドライTシャツに写真を入れたいときの候補になります。淡色向けは特急仕上げ(3〜4営業日)にも対応しているので、急ぎ注文 で写真を使いたい場合にも選べます。

詳細は DTF転写の特徴、DTF vs シルクスクリーン を参照。

3. インクジェット(preTTy ではフルカラー)

インクジェットプリンターで図柄を刷る方式で、写真やグラデーションを版なしで刷れます。preTTy のフルカラーは、方式ページで「CMYK(4色)で印刷する」「インクジェット方式」と説明されている方式で、白・淡色のボディ向けです。濃色のボディでは色がくすむため、方式ページは濃色にはDTF(濃色)を勧めています。ボディの素材にも条件があり、商品ページの加工対応では、綿の 00085-CVT などはインクジェットに対応、ポリエステルメッシュの 00300-ACT は対応外と書かれています。ボディごとの対応と実額は インクジェットプリントの特徴 で表にしています。

4. 刺繍(preTTy では刺繍ワンポイント)

糸で図柄を縫い込む方式で、立体感と高級感が出ます。preTTy の刺繍ワンポイントは+780円/ヶ所で、方式ページでは写真・グラデーション・大きな面積には向かず、ポロシャツやキャップ、厚手の綿が向くとしています。入稿データガイド は、1mm以下の細い線は糸で潰れる可能性があること、使う色は6色程度までを目安にすることを挙げています。気をつけたいのは納期で、刺繍ワンポイントの標準納期は7〜10営業日とほかの方式(5〜7営業日)より長く、特急には対応していません。

プリントとの使い分けは 刺繍とプリントの違い を参照。

5. カッティング(背番号・個別ネーム)

色の付いたシートを文字や形に切り抜き、熱で圧着して貼る方式です。1枚ずつ違う背番号や名前を入れる用途で使われますが、多色や写真には向きません。preTTy の自動見積もりにカッティングの項目はありません(メニュー外)。1枚ずつ違う番号や名前を入れたい場合は、方式を含めてLINEでご相談ください。

濃色のボディに刷るとき

黒・ネイビーなどの濃色ボディに明るい色を刷るには、下地に白を入れる工程が要ります。preTTy の見積もりでは、この工程の扱いが方式ごとに違います。

  • 普通色: 白インクを下地に使う(方式ページのFAQ)。加算は白いボディと同じ0円
  • フルカラー: 淡色向けのため、濃色のボディには選ばない
  • DTF: 濃色向け(+1,100円/ヶ所)を選ぶ。淡色向けとの差は1ヶ所220円
  • 刺繍: 糸を縫い込むので下地は不要

洗濯への強さについて

方式ごとの「洗濯◯回まで」という数字は、インク・生地・洗い方の条件で大きく変わります。preTTy は方式別の洗濯試験の結果をまだ公開していないため(100回洗濯の自社検証は 検証の設計 を公開した段階です)、この記事でも回数の比較は載せていません。普通色について、方式ページは「裏返して洗濯・陰干しいただければ、長期間きれいな状態を保てます」としています。洗い方の基本は プリントTシャツの洗い方 を参照してください。

用途別の選び方

  • ロゴ・文字・番号が中心(クラスT・部活・スタッフT) → 普通色。枚数に関係なく加算0円
  • 写真・グラデーションを白や淡色のTシャツに → フルカラー(+330円/ヶ所)
  • 写真・多色を黒や紺のTシャツに → DTF(濃色)(+1,100円/ヶ所)
  • 細い線・小さい文字の多色ロゴ、ポリエステルのドライT → DTF(淡色)(+880円/ヶ所)
  • 企業ロゴ入りのポロシャツ・キャップ → 刺繍ワンポイント(+780円/ヶ所)。納期は7〜10営業日
  • 1枚ずつ違う背番号・名前 → 自動見積もりのメニュー外。LINEで相談

preTTyの追加料金は1ヶ所あたりの定額で、普通色0円/金銀ラメ+220円/大粒ラメ+330円/フルカラー+330円/DTF淡色+880円・濃色+1,100円/刺繍ワンポイント+780円。方式を切り替えて単価差を確かめると、仕上がりとコストを同時に比べられます。

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