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  5. バーニングマン テーマキャンプTの発注術|昼38℃・夜0℃の…
行事・イベント公開: 2026-05-30

バーニングマン テーマキャンプTの発注術|昼38℃・夜0℃の砂漠でドライTと厚手パーカーを同時に作る理由

バーニングマンは物品の金銭取引が原則行われないギフトエコノミーのため、現地でTやパーカーを買い足せません。だからこそ昼38℃の砂塵対策ドライと夜0℃の防寒パーカーという二着を、日本出発前にキャンプ単位で一組として確定させる必要があります。砂塵・砂嵐・放射冷却という環境要因ごとの素材の挙動と対処、テーマキャンプの世界観を二着に通す設計、5〜30人分の事前まとめ発注の段取りを、海外遠征の幹事目線で整理しました。

監修: preTTy 制作チーム(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

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昼38℃で砂塵を浴び、夜0℃で凍える — 同じ一日に二着が要る砂漠

バーニングマンの会場は、米ネバダ州のブラックロック砂漠(Black Rock Desert)です。開催は例年8月末から9月頭にかけて。この一週間の砂漠は、同じ一日のなかで二つの極端な顔を見せます。日中は強い直射のもと最高で約38〜39℃前後(年により華氏100度超の日もある)まで上がり、白い砂塵が乾いた風に舞います。ところが日が落ちると放射冷却で気温は一気に下がり、明け方には0〜4℃まで冷え込みます。砂漠は地表の保温が効かないため、暑さと寒さが別々の日に来るのではなく、同じ一日のなかを往復するのが特徴です。

ここで衣類の問題が起きます。昼の活動に合わせて軽い一枚だけを持っていけば、夜の冷え込みで凍えます。逆に夜の寒さに備えて厚手だけを着れば、昼の直射と砂塵のなかで汗だくになり、生地に砂が噛んで肌に張りつきます。つまり、昼=砂塵をいなす軽量なドライ(肌の露出を抑える長袖寄り)と、夜=放射冷却から体を守る厚手のパーカーやスウェットという、性格の異なる二着が同じ一日に両方要るわけです。昼用と夜用は、別の日に使い分ける季節ものではなく、一日の朝から晩までを一往復するために組で必要になります。

この「二着で一組」という発想が大事なのは、後から片方だけを現地で買い足す、という補正が砂漠ではきかないからです(その理由は次章で詳しく述べます)。だからこそ、昼の一枚と夜の一枚は出発前に最初から一組として揃えておくのが理にかなっています。昼に着るドライ素材と綿素材の挙動の差は昼の砂漠で迷うドライT vs コットンTの違いでも触れています。ここではまず、役割の色分けや識別の話には踏み込まず、気温と砂塵という気候要因だけで二着が要る理由を押さえてください。

現地で買えない前提が発注を決める — ギフトエコノミーと事前制作の関係

バーニングマンの最大の特徴は、会場内では物品の金銭取引が原則行われないギフトエコノミー(贈与経済)という文化です。氷とコーヒーなど一部の例外を除き、参加者は商品を売り買いしません。持ち寄ったものを互いに贈り合うことで一週間を過ごします。これは衣類の調達に直接響きます。「夜が思ったより寒かったからパーカーを一枚買い足そう」「サイズが合わなかったから別のを買い直そう」という現地での補正が、そもそも仕組みとして成立しないのです。会場内には買い足せる売店がない、と捉えてください。

この前提が、衣類を事前制作で確定させる強い理由になります。昼用のドライ、夜用のパーカー、そして予備まで含めて、必要なものは日本を出発する前にすべて手元に揃えておく必要があります。現地に着いてから「足りない」「サイズが違う」と気づいても、後戻りができません。一般的な海外旅行なら現地調達で帳尻を合わせられますが、ギフトエコノミーの砂漠ではその逃げ道がない。だからこそ、揃いのウェアを作るならキャンプ全員分を出発前に一度で確定させる、という発注の組み方になります。団体で一度にサイズと枚数を固める進め方はキャンプ5〜30人分をまとめる団体注文のコツも参考になります。

国内からの参加者像も補強しておきます。日本には、米バーニングマンに触発されたBurning Japanというリージョナルイベントや、それにまつわる国内コミュニティの集まりがあります。こうした国内の集まりを通じて知り合った人々が、テーマキャンプを組んで本家の砂漠遠征へ進む、という流れがあると言われます。つまり買い手は、日本国内でつながったグループが海外遠征のために揃いのウェアを必要とする、という構図です。preTTyは日本国内向けのEC(日本発送)ですから、出発前の日本でキャンプ単位の二着セットを仕立て、荷物として砂漠へ持ち込む、という使い方に向いています。観光案内ではなく、あくまで「現地で買えない→出発前に確定させる」というロジスティクスの話として捉えてください。

一日の場面 × 着る商材 × 選ぶ理由(昼/砂嵐/夜の対応表)

二着が要る理由を、もう一段だけ具体的に分解します。下の表は時系列の予定表ではなく、砂漠で遭遇する環境条件ごとに、どの商材を着て、なぜそれを選び、プリント位置で何に気をつけるかを並べたものです。スタッフTのように役割で識別を割り振るのとは別軸で、ここでは気温と砂塵という環境条件で着分けを整理します。とくに砂嵐の行は、長袖でどれだけ肌と生地を覆えるか、砂が繊維に噛み込んだときどう扱うか、という次章の素材比較への布石になっています。

一日の場面(環境条件)着る商材選ぶ理由プリント位置の留意
日中38℃の活動(直射・乾燥・微細な砂塵)軽量ドライの長袖寄り直射から腕の肌を覆いつつ汗を素早く逃がす。半袖より露出を抑え砂塵の肌当たりを減らす汗で背が湿る前提。胸か背の上部など、汗だまりになりにくい高い位置にロゴを置く
強い砂嵐(風速約20m/s前後、瞬間的に45mph超のことも)発生時(視界低下・砂の被覆)軽量ドライ長袖+薄手スウェットの重ね長袖で前腕まで覆い、砂が直に肌へ当たるのを抑える。薄手スウェットを羽織って首・肩口からの砂の侵入を一段減らす砂嵐中はプリント面に砂が乗り視認しづらい。識別を背一面の大きな面に頼りすぎない
夜0〜4℃の就寝・移動(放射冷却)厚手パーカー/スウェット起毛の厚手生地で体表の熱を逃がさない。フードで頭部と首の放熱を抑え、冷え込みの底を受け止める夜は暗い。反射素材は使わずとも、淡色の大きめロゴのほうがヘッドランプ下で見つけやすい

三つの場面のうち、昼と砂嵐では同じ軽量ドライが土台になり、夜だけ厚手へ切り替わる構図が見えます。つまり軽量ドライ一枚と厚手パーカー一枚を持てば、一日の三場面をひととおりカバーできるという関係です。素材の選び方は砂塵対策に効くドライメッシュTシャツの選び方とパーカーとフーディーの違いもあわせてご覧ください。

砂・汗・直射に耐えるか — ドライメッシュとヘビーコットンの素材比較表

では、昼用と夜用にそれぞれどんな生地が向くのか。マラソンや屋外スタッフの素材選びは「汗が乾くか」が主軸ですが、砂漠ではそれだけでは足りません。砂塵が繊維に噛み込むか、砂嵐でどこまで肌を覆えるか、乾燥と直射に強いか、洗いにくい一週間をどう乗り切るか、そして夜にどれだけ保温できるかという、砂漠固有の評価軸でドライメッシュ系とヘビーオンス(厚手)コットンを対比します。

評価軸(砂漠固有)ドライメッシュ系(昼Tの候補)ヘビーオンス・コットン(夜パーカー側の起毛素材を含む)
砂塵の噛み込み網目に微細な砂が入り込むが、繊維がなめらかで払えば落ちやすい。汗で湿ると砂が貼りつく点は注意厚い綿は表面に砂が乗りやすく、汗を含むと繊維の奥に砂を抱え込みやすい
汗の抜け速乾性が高く、昼の発汗を素早く逃がす。肌に貼りつきにくく砂と汗が混ざった不快感を抑えやすい吸った汗を抱え込み乾きが遅い。昼の活動着には不向きだが、夜は汗をかきにくいため難点が出にくい
直射・乾燥への強さ長袖仕様にすれば前腕を覆え、軽さで熱がこもりにくい厚みがある分だけ熱がこもりやすく、昼の直射下では暑さの不利が大きい
洗いにくい環境での扱い軽く乾きが速いので、限られた水でも比較的さばきやすい厚手で乾きが遅く、砂漠で洗って乾かす運用には手間がかかる
夜の保温(放射冷却対策)薄いため単体での保温は期待しにくい。重ね着の内側向き厚手の起毛は熱を逃がしにくく、夜の防寒の主役を担える

表を縦に見ると、昼Tはドライメッシュ寄り、夜の防寒は厚手起毛のパーカーという二商材それぞれの選定根拠がはっきりします。同じ綿でも昼の活動には不利、夜には頼れる、というように一つの素材が場面で評価を変える点が砂漠の難しさです。吸汗速乾だけを比べる一般論では片付かないのは、砂塵の噛み込みと、昼夜で生地に二役を求める寒暖の落差があるためです。夜側の生地の選び方はヘビーオンス生地の特徴と夜の防寒を担う厚手パーカーの生地ガイドで掘り下げています。

キャンプの世界観を二着に通す — 昼Tと夜パーカーでデザインをどう連続させるか

バーニングマンの参加単位は、個人ではなくテーマキャンプであることが多くあります。キャンプは固有の名前とコンセプト(テーマ)を持ち、それがそのまま集団のアイデンティティになります。ここでウェア設計の論点は、個々人が昼夜の二着を持つという話ではなく、キャンプという一つの旗印を、昼Tと夜パーカーという別商材二点へ一貫して通すことに移ります。素材も着る時間帯も違う二着を、見た瞬間に「同じキャンプのものだ」と分かるように連続させる、という設計です。

具体的な通し方は二通り考えられます。

  • 共通の核を両アイテムに展開する: キャンプ名やキャンプのロゴをバックプリントで昼Tと夜パーカーの両方に同じ形で入れます。素材や色が違っても、背中に同じ旗印が並んでいれば、砂漠のどこで会っても一目で同じキャンプだと伝わります。背面を主役にする設計の考え方は背中プリントのデザインが参考になります。
  • 核は固定し、面と色だけ変える: 昼Tは明るい地に小さめのロゴ、夜パーカーは濃い地に大きめのロゴ、というようにプリント面や配色は昼夜で変えつつ、キャンプ名とロゴの形そのものは固定します。昼は砂と直射のなかで淡く、夜は暗がりで沈まないように、と見える条件に合わせて見せ方を調整しても、核が一定なら世界観は途切れません。

ここで扱っているのは識別の優劣ではありません。誰が何係か、ではなく、キャンプの旗印を性格の違う二着でどう連続させるかという一点です。昼Tと夜パーカーがバラバラの世界観になると、せっかくキャンプ単位で揃えても「同じ集団」という見え方が弱まります。核を一つ決め、それを二着に通す——この順で考えると、素材や色が違っても世界観は一本の筋でつながります。

5〜30人ぶんを日本でまとめる — セット発注とサイズ収集の段取り

テーマキャンプの規模は、おおよそ5〜30人ほどに収まることが多くあります。この人数分を、昼T一枚+夜パーカー一枚を一人1セットとして、日本から出発前にまとめて発注するのが基本の組み方です。ここまで述べたとおり現地での買い足しがきかないため、段取りは「足りない・合わない」を出発前にすべて潰しておくことが目的になります。

幹事の方が押さえておきたい実務は次のとおりです。

  • 二商材×人数分でサイズ表を作る: 昼Tと夜パーカーは同じ人でも適サイズが変わることがあります(厚手パーカーは中に着込む前提でややゆとりを取りたい等)。一人につき「昼Tサイズ」「夜パーカーサイズ」の二列を用意し、キャンプ全員分を一枚の表に集約します。氏名・連絡先と紐づけておくと、後の引き渡しでも混乱しません。
  • 予備とサイズ振れを出発前に織り込む: 現地で補正できない以上、予備は出発前の段階で確保しておく必要があります。後述のFAQでも触れますが、当日キャンプに合流する人やサイズ判断の振れを見込み、最初から少し多めに見ておくと安全側に倒せます。
  • 遠征の荷造りから逆算して納期を決める: 海外遠征は、機内持ち込みか受託手荷物かを問わず、出発の数日前には荷物を詰め終える必要があります。納期の終点は「現地到着」ではなく「日本での荷造り完了」です。そこから印刷・配送・検品の日数を引き、さらにサイズ集計の期間を足して逆算します。具体的な締め切りの目安はFAQで触れます。
  • まとめ発注で単価を整える: 5〜30人分の昼Tと夜パーカーを一度に発注すれば、一人ずつバラで頼むより枚数がまとまり、単価面でも整えやすくなります。まとめ発注の進め方はキャンプ5〜30人分をまとめる団体注文のコツ、枚数による費用の変化はまとめ買い割引でご確認ください。

要は、海外遠征・二商材セット・現地調達不可という三つの制約が重なるからこそ、サイズ集計と納期逆算を普段の団体注文より一段早めに動かす、というのがこのキャンプ発注の勘所です。

よくある質問

Q. 昼用のドライTと夜用の厚手パーカーは、同じデザインで一組として作れますか?

A. 作れます。キャンプ名やロゴという核を一つ決めておけば、素材や色が違う昼Tと夜パーカーの両方に同じ旗印を展開できます。昼は淡い地に小さめ、夜は濃い地に大きめ、と見える条件に合わせて面や配色を変えても、ロゴの形と書体を固定すれば「同じキャンプの一組」として連続します。二着まとめてのご相談として承れます。

Q. 砂嵐で生地に砂が入り込みますが、ドライメッシュとヘビーコットンのどちらが砂漠向きですか?

A. 昼の活動着としてはドライメッシュ寄りが扱いやすい傾向です。網目に砂は入りますが、繊維がなめらかで払えば落ちやすく、汗も素早く逃がせます。厚手コットンは汗を含むと砂を繊維の奥に抱え込みやすく、乾きも遅いため昼向きではありません。一方で夜の防寒には厚手の起毛が頼れます。砂漠では一つの素材で通すより、昼=ドライ・夜=厚手と役割を分けるのが現実的です。

Q. 現地で買い足せないと聞きました。予備は何枚ぶん見ておけばよいですか?

A. ギフトエコノミーのため会場内での買い足しはできず、予備はすべて出発前に確保する前提になります。明確な決まりはありませんが、当日に合流する人やサイズ判断の振れ、汚損・紛失を見込み、人数に対して少し上乗せして発注しておくと安全側に倒せます。とくにサイズ端(かなり小さい・大きい)は当日の調整がきかないため、各端のサイズを数枚ずつ持っておくと安心です。具体的な枚数は人数とキャンプの事情に合わせてご相談ください。

Q. 5〜30人のキャンプで、昼Tと夜パーカーのサイズはどうやってまとめればよいですか?

A. 一人につき「昼Tサイズ」「夜パーカーサイズ」の二列を持つサイズ表を作り、全員分を一枚に集約するのがおすすめです。厚手パーカーは中に着込む前提でややゆとりを取りたい人もいるため、昼Tと別々に申告してもらうと取り違えを防げます。氏名や連絡先と紐づけておけば、現地での引き渡しもスムーズです。集約の進め方は団体注文のコツもご覧ください。

Q. 8月末〜9月頭の遠征に間に合わせるには、いつまでに二商材の仕様を固めればよいですか?

A. 納期の終点は現地到着ではなく、日本での荷造り完了です。出発の数日前には荷物を詰め終える必要があるため、そこから配送・検品、印刷、サイズ集計の期間を順に引いて逆算してください。二商材を一組で作る分、デザインの確定とサイズ集計に通常の団体注文より時間がかかりやすいので、早めの着手が安全です。具体的な日程は枚数と仕様が見えた段階で個別にご案内できますので、お早めにご相談ください。

Q. キャンプ名やテーマロゴは、昼Tと夜パーカーのどこに入れるのが砂漠で見やすいですか?

A. 背面の大きな面に入れると、離れていても同じキャンプだと伝わりやすくなります。ただし砂嵐の最中はプリント面に砂が乗って視認しづらくなるため、識別を背一面だけに頼りきらないのが無難です。昼は淡い地に、夜は暗がりで沈まない淡色の大きめロゴにするなど、見える条件に合わせて配色を調整すると、昼夜どちらでも見つけやすくなります。

お見積もり・ご相談

preTTy(プリティ)は、昼用ドライと夜用厚手パーカーを一組として作る二商材セットの設計から、テーマキャンプの世界観を二着に通すデザイン、5〜30人分のサイズ集計と海外遠征の納期逆算まで、現地調達ができない砂漠遠征ならではのご相談に対応しています。昼Tと夜パーカーのどちらを何枚ずつにするか、サイズ端の予備をどれだけ持つか——二商材セット特有の迷いどころが残っていても、自動見積もりで二着を合わせたおおよその費用感を確認しながら詰められます。二商材まとめての枚数割引はまとめ買い割引を、デザインの通し方やサイズ収集の段取りなど細かなご相談はLINEで無料相談へ、お急ぎの場合はお電話(0120-76-2005)でもどうぞ。

関連ページ

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