Tシャツ発注の全体フロー
オリジナルTシャツの発注は「準備→デザイン→注文→製作→納品」の5段階に分かれます。それぞれの所要日数と作業内容を順を追って解説します。
Step 1: 準備段階(1〜2週間)
- 使用目的・着用シーンの確認
- 予算の合意
- 枚数の見積もり(サイズ集計前の概算)
- デザインの方向性を話し合う
Step 2: デザイン決定(1〜2週間)
- デザインラフの作成または選定
- 複数案から投票で絞り込み
- データ化(自作 or プロに依頼)
- 最終校正画像の確認
Step 3: 注文(1〜3日)
- 自動見積もりで最終金額を確認
- サイズ集計を完了
- 支払い方法を選択
- 納品先・希望日を指定
- デザインデータを入稿
Step 4: 製作(通常5〜7営業日。特急仕上げ+500円/枚で3〜4営業日)
注文確定後、自動的に工場で製作が進みます。顧客側で作業することはありません。以下の工程が行われます。
- デザインデータの版下作成
- 生地・ボディの仕入れ
- プリント加工
- 品質検査
- 梱包
Step 5: 納品・配布(配送は地域により発送翌日〜5日)
- 宅配便で指定先に到着
- 枚数・サイズ・プリント品質を検品
- 不備があれば即日連絡
- 個別配布または店舗陳列
納期の数え方 — 数え始めるのは「デザイン確定と決済」のあと
Step 4 の5〜7営業日は、注文ボタンを押した日から数えるわけではありません。デザインが確定し、決済が済んだ時点から数え始めます。クレジットカードは決済がその場で終わりますが、銀行振込は入金が確認できてから製作に入るため、振込が遅れた日数だけ発送も遅れます。締切が近い注文ほど、支払い方法の選び方が日程に効いてきます。
営業日は平日のことで、土日祝は数えません。7営業日は土日を少なくとも1回はさむので、暦の上では9日以上になり、祝日が入ればさらに延びます。もう1つ見落としやすいのが、デザインの修正や確認待ちの期間も数に入らないことです。Step 2 で最終案のOKが1日遅れれば、発送日もそのまま1日後ろにずれます。
発送から到着まで — 地域別の配送日数
製作が終わって発送したあと、届くまでの日数はお届け先の地域で変わります。配送・納期のページに載せている目安と、そこから逆算した「確定から到着まで」の日数は次のとおりです。
| お届け先 | 発送後の目安 | 標準(発送まで5〜7営業日)の場合 | 特急(発送まで3〜4営業日)の場合 |
|---|---|---|---|
| 関東・中部・関西 | 発送翌日〜2日 | 最長で7営業日+2日 | 最長で4営業日+2日 |
| 東北・中国・四国・九州 | 2〜3日 | 最長で7営業日+3日 | 最長で4営業日+3日 |
| 北海道・沖縄・離島 | 3〜5日(目安) | 最長で7営業日+5日 | 最長で4営業日+5日 |
配送日数は天候・交通事情・繁忙期で前後します。使用日の前日までに受け取って枚数とサイズを確かめる時間を取るなら、表の最長の日数にさらに1〜2日を足して、デザイン確定と決済の締切を決めておくと安心です。
全体の所要日数
注文確定から納品まで(Step 3〜5)は、注文1〜3日+製作5〜7営業日+配送(上の表のとおり地域で発送翌日〜5日)の合算で、関東・中部・関西あてなら約2週間あれば収まります。準備・デザイン期間(Step 1〜2)から始める場合の全体は、最短で約2週間、標準で約1ヶ月〜1ヶ月半が目安です。使用日から逆算して納期と総額を確認する で、この時点の枚数のまま概算を出しておくと計画が立てやすくなります。
締切に遅れたときの特急 — 上乗せ額は枚数に比例する
標準の日程に間に合わないときは、特急仕上げで発送までを3〜4営業日に短縮できる場合があります。特急は対応品番・単色プリント・10〜30枚が目安で、31〜50枚は在庫と工房の稼働しだい、51枚以上は通常納期が基本です。刺繍や多色・多箇所の複合プリントは特急の対象外です(特急仕上げの条件)。繁忙期は工房が混み合うので、使えるかどうかは確定の前に確かめてください。
料金は1枚500円の定額なので、枚数が多いほど上乗せも大きくなります。クラスTシャツでよくある「5.6ozのスタンダードTシャツ(00085-CVT)に、普通色1色で前面A4以内」の仕様を、特急の目安に収まる10〜30枚で自動見積もりに入れると、東京都あての総額(税込・送料込み)は次のように変わります。
| 枚数 | 標準の総額 | 特急の総額 | 上乗せ額 |
|---|---|---|---|
| 10枚 | 20,450円 | 25,450円 | +5,000円 |
| 20枚 | 37,980円 | 47,980円 | +10,000円 |
| 30枚 | 53,710円 | 68,710円 | +15,000円 |
この仕様では、特急にすると総額の約24〜28%にあたる金額が上乗せされます。1人あたりに直すと500円ずつ集金額が増えるので、クラスや部で費用を集める場合は、特急にするかどうかを集金の前に決めておくと二度手間になりません。特急でも発送までに3〜4営業日はかかるため、Step 1〜2 の段階で締切を決めておくことがいちばんの節約になります。
つまずきやすいポイント
- サイズ集計に想定以上の時間がかかる
- デザイン案が決まらず何週間も進まない
- 代金の回収が遅れる
- 繁忙期の納期延長
スムーズに進めるコツ
- 締切を工程毎に明確化
- 幹事・担当者を2〜3名体制に
- 早い段階で概算見積もりを取る
- 繁忙期(2〜3月の卒業・新歓シーズン、9〜11月の文化祭・体育祭シーズン)は早めに動く(よくある質問: 標準納期)