部活引退Tシャツは"感謝"を形に残す
引退する先輩に後輩が贈る部活Tシャツは、3年間の感謝と思い出を一枚に凝縮する特別なアイテムです。この記事では競技別のデザインパターンに加えて、最小ロットが10枚のなかで先輩の人数が少ない部はどう作るか、後輩1人あたりいくら集めればよいかを、自動見積もりの実額で示します。
運動部の定番デザイン
運動部は、試合用ユニフォームの要素(背番号・チームカラー・ポジション)を借りると、その部らしさが出ます。気をつけたいのは、背番号や名前を「先輩一人ひとりの1枚にだけ」入れる場合です。1枚ずつ内容が変わる個別の名入れにも preTTy は対応していますが(よくある質問の「1枚ずつ異なる名前や番号を入れられますか?」)、自動見積もりの項目には入っていないため、名前と番号の一覧を用意して料金を確認することになります。先輩全員の名前と背番号を背面にまとめて並べる形なら、全員が同じ柄なので自動見積もりでそのまま金額が出ます。
- 野球部: ユニフォーム風+「卒業記念」+背番号
- サッカー部: ピッチシルエット+先輩全員の名前
- バスケ部: コートライン+3年間の戦績
- 陸上部: トラック+ベストタイム記録
- バレー部: ネット+ポジション別イラスト
- テニス部: ラケット+名言
先輩全員の名前を背面に並べるときの文字の大きさは、人数ごとの目安を 名前レイアウトの記事 にまとめています。
文化部の定番デザイン
文化部は、記録よりも作品や演目が思い出の軸になります。楽器や舞台のシルエットを1色のベタで描けば、自動見積もりの「普通色(ラバー)」で刷れて、方式の追加料金はかかりません。演奏した曲のリストや演目名を並べる場合は、背面の印刷枠(A4以内=210×297mm)に何行入れるかを先に決めておくと、入稿してから文字が小さすぎて読めないと分かる、という手戻りを防げます。
- 吹奏楽部: 楽器シルエット+演奏曲のリスト
- 美術部: 絵筆+作品モチーフ
- 軽音部: ロックTシャツ風+バンド名
- 演劇部: 舞台+演目タイトル
先輩を感動させる要素
寄せ書きや写真は、先輩ごとに内容を変えるか、全員共通にするかで作り方が変わります。後輩全員の手書きメッセージを1枚の寄せ書きにまとめて全員同じ柄にするなら、枚数を入れるだけで見積もりが出ます。紙に書いた寄せ書きは、写真やスキャンを送ってデータにしてもらう手書き入稿が使えます(手書きイラストをTシャツにする方法)。写真のコラージュは色数が多いので、白・淡色のボディならフルカラー(1か所+330円)、黒・紺のボディなら DTF(濃色向け・1か所+1,100円)になります。
- 後輩全員からの直筆メッセージ
- 3年間の部活写真をコラージュ
- 先輩のニックネーム大集合
- 先輩の好きだった楽曲・名言
引退試合・発表会のタイミングで贈る
引退Tシャツは、部活最後の試合や発表会の直前または直後にサプライズで贈るのが定番です。試合中に着てもらうなら、屋外の競技は 4.4oz ドライメッシュTシャツ(00300-ACT)(ポリエステル100%のメッシュ。商品情報に吸汗速乾・UVカット(UPF20)の記載)、試合のあとに普段着として残してもらうなら 5.6oz スタンダードTシャツ(00085-CVT)(綿100%。生地ページの透け感は「あまり透けない」)という分け方ができます。00300-ACT は同じ生地ページの透け感が「やや透ける」とされているので、白いボディの背面に文字を入れるときは、着たときに前から透けて見えないかも確認しておきます。サプライズにする場合は、届け先を顧問の先生や保護者の住所にしておくと、先輩の目に触れずに受け取れます。
先輩が10人未満の部 — 何枚作り、後輩1人いくら集めるか
preTTy の最小ロットは10枚です。引退する学年が10人に満たない部では、「先輩の分だけで10枚にする」か「後輩も同じデザインで作って枚数を増やす」かを最初に決めます。下の表は、先輩6人・後輩14人の部を例に、胸にチーム名、背面に先輩全員の名前を普通色1色で入れた場合(プリント位置は「胸ワンポイント+背面」、背面はA4以内)の自動見積もりの実額です。金額は税込で、東京都あての送料を含めています。後輩が先輩の分も負担する前提で、総額を後輩14人で割りました(1円未満は切り上げ)。
| 作り方 | 4.4oz ドライメッシュ(00300-ACT) | 5.6oz スタンダード(00085-CVT) |
|---|---|---|
| A. 先輩の分だけ10枚(先輩6+顧問1+予備3) | 1枚2,320円/総額24,120円/後輩1人1,723円 | 1枚2,551円/総額26,430円/後輩1人1,888円 |
| B. 部員全員で20枚(先輩6+後輩14) | 1枚2,220円/総額45,320円/後輩1人3,238円 | 1枚2,451円/総額49,940円/後輩1人3,568円 |
A なら後輩の負担は1人1,723円から、B にすると自分の1枚を含めて1人3,238円からです。差は約1,500円で、その分で後輩も同じTシャツを持てます。10枚から20枚に増やすとどちらの型番も1枚100円下がりますが、30枚にしたときの下がり方は型番で違います。00085-CVT は30枚で1枚2,351円(20枚より100円安い)まで下がる一方、00300-ACT は2,215円(20枚より5円安いだけ)です。白地1,000円未満の商品は、枚数による値引きが30枚で1枚205円に達し、199枚まで変わらないためです。顧問や保護者の分まで増やして単価を下げたいなら、白地1,000円以上の型番のほうが下がり幅が出ます。
サイズによる追加もあります。見積もり画面のサイズ内訳で XXL を選ぶと1枚+100円、4L は+150円、5L は+200円です(例: A のドライメッシュで顧問の1枚を XXL にすると総額24,220円)。先輩一人ひとりの名前や番号を「その人の1枚だけ」に入れる場合は、前述のとおり個別の名入れになるため、この表の金額には含まれていません。
刷り方で変わる1枚の目安(10〜30枚)
上の表は普通色1色の場合です。写真やグラデーションを使うと方式が変わり、1枚の単価も上がります。preTTy にはそもそも「版代」という費目がなく、どの方式でも初期費用はかかりません。差が出るのは1か所あたりの方式の追加料金(普通色0円/フルカラー+330円/DTF+880〜1,100円)だけです。白地924〜1,248円の定番Tシャツで作った場合の自動見積もり実額は次のとおりです(プリント込み・税込・送料別)。
- 10枚・DTF(淡色向け)・前面A4以内: 1枚2,602〜2,926円(00300-ACT〜5001-01)
- 10枚・フルカラー・前面A4以内: 5.6oz 綿の 5001-01 で1枚2,376円。4.4oz ドライメッシュ(00300-ACT)は商品情報に「DTG(インクジェット)不可」の注意書きがあるため、フルカラーは綿のボディで考えてください
- 10枚・普通色1色・前面A4以内: 1枚1,722〜2,046円
- 20枚・普通色1色・胸ワンポイント1か所: 1枚1,322円〜
- 30枚・同条件: 1枚1,317円〜
先輩の人数+後輩分の枚数で実額を試算する と、1人あたりの集金額まで決めやすくなります。枚数の考え方は 小ロット注文ガイド も参考にしてください。
デザイン決定のスケジュール
標準の製作日数は、デザイン確定と決済が済んでから5〜7営業日で発送です。営業日は平日で、土日祝は数えません。修正中や確認待ちの日数も納期には含まれないので、デザインの修正が長引くとその分だけ発送が後ろにずれます。発送後は、関東・中部・関西で翌日〜2日、東北・中国・四国・九州で2〜3日、北海道・沖縄・離島で3〜5日が目安です(配送・納期のご案内)。下の段取りなら、デザイン決定・発注から引退試合まで約1か月あるので、修正が1〜2往復あっても間に合います。日程が詰まったときは、特急仕上げ(+500円/枚)で3〜4営業日です。
- 引退試合の2ヶ月前: 後輩間で企画会議
- 1.5ヶ月前: 先輩のニックネーム・エピソードを収集
- 1ヶ月前: デザイン決定・発注
- 2週間前: 納品・検品
- 引退試合当日: サプライズ贈呈