予算別 — 卒業Tシャツのリアルな選択肢
卒業Tシャツの予算は、生地とプリント方法の選び方で大きく変わります。この記事では1人あたり1,500円から5,000円まで、4つの価格帯でそれぞれ何が選べるかを解説します。金額はすべて30人クラス(30枚)を東京都へ1箱で送る条件で自動見積もりにかけた実額で、送料を30人で割った「1人あたりに集める額」で比べています(税込・2026年9月26日時点)。
30人で作ると1人いくら — 予算帯ごとの実額表
1人あたりは「送料込みの総額÷30人」を円未満切り上げにした額です。Tシャツ30枚は120サイズの箱1つで送料1,120円、パーカー30枚は160サイズの箱1つで1,520円です。見積もり画面では印刷方法ごとに箇所数を選び、フルカラーやDTFの上乗せは選んだ箇所の数だけかかります。そのため2ヶ所の行は、2ヶ所とも同じ方式にするのか、片方だけにするのかを書き分けています。
| 予算帯 | ボディとプリント | 1枚(送料別) | 30枚の総額(送料込み) | 1人あたり |
|---|---|---|---|---|
| 1,500円 | 4.0oz ライトTシャツ(00083-BBT)胸ワンポイント・普通色 | 1,317円 | 40,630円 | 1,355円 |
| 1,500円 | 5.6oz スタンダードTシャツ(00085-CVT)胸ワンポイント・普通色 | 1,453円 | 44,710円 | 1,491円 |
| 2,500円 | 00083-BBT 前面A4・普通色 | 1,617円 | 49,630円 | 1,655円 |
| 2,500円 | 00085-CVT 前面A4・フルカラー(白・淡色のボディ) | 2,083円 | 63,610円 | 2,121円 |
| 2,500円 | 00085-CVT 胸ワンポイント+背面A4・普通色 | 2,351円 | 71,650円 | 2,389円 |
| 3,500円 | 5.6oz 長袖Tシャツ(00102-CVL)胸ワンポイント+背面A4・普通色 | 2,582円 | 78,580円 | 2,620円 |
| 3,500円 | 00085-CVT 前面A4+背面A4・普通色 | 2,651円 | 80,650円 | 2,689円 |
| 3,500円 | 7.4oz スーパーヘビーTシャツ(00148-HVT)前面A4+背面A4・普通色 | 3,196円 | 97,000円 | 3,234円 |
| 3,500円 | 10.0oz プルオーバーパーカー(5214-01)胸ワンポイント・普通色 | 3,337円 | 101,630円 | 3,388円 |
| 3,500円 | 00085-CVT 背面A4だけDTF濃色+胸ワンポイントは普通色(黒・紺のボディ) | 3,451円 | 104,650円 | 3,489円 |
| 5,000円 | 5214-01 胸ワンポイント+背面A4・普通色 | 4,235円 | 128,570円 | 4,286円 |
| 5,000円 | 00085-CVT 胸ワンポイント+背面A4・2ヶ所ともDTF濃色(黒・紺のボディ) | 4,551円 | 137,650円 | 4,589円 |
| 5,000円 | 5214-01 前面A4だけフルカラー+背面A4は普通色(淡色のパーカー) | 4,865円 | 147,470円 | 4,916円 |
| 5,000円超 | 5214-01 前面A4+背面A4・2ヶ所ともフルカラー(淡色のパーカー) | 5,195円 | 157,370円 | 5,246円 |
予算A: 1,500円プラン — 胸ワンポイント1ヶ所に絞る
1人1,500円に収まるのは、胸か背中のワンポイント(縦横10cm以内)1ヶ所を普通色で刷る組み合わせです。薄手の4.0ozなら1人1,355円、定番の5.6oz(00085-CVT)でも1人1,491円で収まります。一方で、前面に大きく(A4以内)刷ると4.0ozでも1人1,655円になり、1,500円を超えます。
- 生地: 4.0oz〜5.6ozの綿、または4.4ozのドライ
- プリント: 胸か背中のワンポイント1ヶ所・普通色
- 枚数: 30枚の条件。10〜19枚だと1枚あたりの値引きが小さく、5.6ozの胸ワンポイントは1枚1,653円になる
4.0ozと5.6ozの差は、30枚では1枚136円です。白地の価格は231円違いますが、白地1,000円未満のボディは数量割引が1枚205円で頭打ちになり、30枚の値引き(1枚300円)を満額受けられないため差が縮まります。この予算帯なら5.6ozを選んでも1,500円を超えないので、薄さが気になるなら厚手を選ぶ余地があります。詳しくは クラスTシャツを安く作るコツ を参照。
予算B: 2,500円プラン — 背面を足すか、前面をフルカラーにするか
2,500円まで広げると、5.6ozに「胸ワンポイント+背面A4」の2ヶ所(1人2,389円)が入ります。「表に学校名、背中に全員の名前」のような2ヶ所の形は、この帯に入ります。前面1ヶ所をフルカラーにして写真やグラデーションを入れる形も、1人2,121円で収まります(フルカラーは白・淡色のボディ向け)。
- 生地: 5.6oz スタンダードTシャツ
- プリント: 胸ワンポイント+背面A4(普通色)、または前面A4のフルカラー1ヶ所
- 枚数: 30枚以上
前面と背面の両方をA4で刷ると1人2,689円になり、2,500円を少し超えます。表を胸のワンポイントに縮めるだけで1人300円下がるので、2,500円で集金しているクラスはここが調整どころです。
予算C: 3,500円プラン — 長袖・厚手・黒いボディのフルカラー
3,500円の帯では、ボディの選択肢が広がります。卒業式のある3月に着るなら長袖(00102-CVL)の胸ワンポイント+背面A4で1人2,620円、生地の厚さを優先するなら7.4ozのスーパーヘビー(00148-HVT)に前面+背面A4で1人3,234円です。黒や紺のTシャツにフルカラーの絵柄を入れる場合はDTF(濃色向け)になります。背中の絵柄だけをDTFにして胸のワンポイントを普通色で刷れば1人3,489円で、この帯の上限近くに収まります。胸もDTFにすると上乗せが2ヶ所分になり、1人4,589円で5,000円の帯に移ります。
- 生地: 5.6ozの長袖、7.4ozの厚手、10.0ozのパーカー
- プリント: 2ヶ所の普通色、または濃色ボディの背面1ヶ所だけDTF
- パーカー: 10.0oz プルオーバーパーカー(5214-01)の胸ワンポイント1ヶ所なら1人3,388円
袖へのプリントは自動見積もりのプリセットに無く、見積もり画面で「特殊位置」を選んで場所を書き込み、大きさと料金はデザイン相談で確かめます(プリント位置の選び方)。オリジナルタグの縫い付けも別途の見積もりです。
予算D: 5,000円プラン — パーカーで作る
5,000円の帯に入る代表はパーカーです。10.0ozのプルオーバーパーカー(5214-01)に胸ワンポイント+背面A4を普通色で刷ると1人4,286円、淡色のパーカーの前面A4だけをフルカラーにして背面A4を普通色で刷ると1人4,916円です。前面と背面の2ヶ所ともフルカラーにすると1人5,246円になり、5,000円を超えます。黒・紺のTシャツに胸ワンポイント+背面A4を2ヶ所ともDTF濃色で刷る形(1人4,589円)も、この帯に入ります。卒業旅行と兼用する場合や、3月の屋外で着る予定があるなら、パーカーも候補に入ります。
- 生地: 10.0oz 綿100%のパーカー(裏パイル)
- プリント: 2ヶ所まで(普通色なら余裕があり、フルカラーは1ヶ所なら5,000円以内。2ヶ所ともフルカラーにすると1人5,246円)
- 個別対応: 名前入り・番号入りなど1枚ずつ内容が異なるものは、自動見積もりの対象外で個別の見積もり
胸のロゴを刺繍にしたい場合は、刺繍ワンポイント(1ヶ所+780円)が小さなロゴ向けの方式で、5214-01の胸ワンポイントを刺繍にすると30枚で1人4,168円です。
予算を抑えるための5つの工夫
- 枚数をまとめる: 数量割引は1枚あたりの定額で、30〜39枚は-300円、40〜49枚は-350円、50〜99枚は-400円と段階的に深くなる(白地1,000円未満のボディは100枚未満だと1枚205円で頭打ち)。数量割引は1,000枚まで段階的に逓減し、1,000枚で1枚1,046円〜(税込・送料別)が打ち止め。それを超える規模は個別相談
- 印刷方法を「普通色(単色のみ)」にする: 追加料金0円。フルカラーは+330円/ヶ所、DTFは+880〜1,100円/ヶ所
- プリント箇所を絞る: 胸ワンポイント1ヶ所が最安。背面(A4以内)を足すと+898円/枚
- ボディのグレードを上げすぎない: 5.6oz定番(00085-CVT)から4.0oz(00083-BBT)に替えると、10〜19枚で1枚231円、30枚で136円下がる(見積もりにボディの色の入力は無く、色で金額は変わらない)
- 特急を使わない日程で発注する: 特急仕上げは+500円/枚(30枚で15,000円・1人500円)。逆算して余裕をもって発注すれば丸ごと不要
予算と"満足度"の関係
安さだけで選ぶと、届いた時に「薄い」「透ける」と不満が出ることがあります。表のとおり、30枚なら5.6ozの胸ワンポイントでも1人1,491円で、4.0ozとの差は1人136円です。卒業記念として長く着る前提なら、まず生地の厚みを決めてから、残りの予算をプリントの箇所や方式に回す順番にすると後悔が少なくなります。見積もりは 自動見積もり で何パターンも試せるので、比較してから決めましょう。