イベントスタッフTシャツに求められること
イベントスタッフのTシャツには「目立つこと」「すぐにスタッフと分かること」が最も重要です。来場者が困ったときにすぐスタッフを見つけられるよう、視認性の高いデザインを意識しましょう。
識別性を高めるデザインのコツ
識別性は「色」「文字」「配置」の3つで作ります。どれも自動見積もりで選べる範囲で実現できますが、反射素材だけは見積もりのメニューに無い点に注意してください。
- 蛍光色・ビビッドカラーを選ぶ — 蛍光イエロー、蛍光オレンジ、鮮やかなグリーンなどは人混みでも目立ちます。4.4oz ドライメッシュTシャツ(00300-ACT)は、カラーの区分に「蛍光」があります。
- 前後に「STAFF」の大きな文字 — 正面と背面の両方に大きく「STAFF」と入れることで、どの角度からでも識別できます。見積もりでは位置の「前面+背面」(どちらも A4以内)を選びます。
- 役割ごとの色分け — 受付は青、誘導は黄、本部は赤など、役割ごとにTシャツの色を変えるとオペレーションがスムーズになります。複数デザイン・複数カラーの同時製作にも対応しています(よくある質問)。自動見積もりにはボディの色を選ぶ欄が無く、金額は色で変わりません。
- 反射プリント — 夜間や薄暗い会場で使いたい反射(リフレクター)プリントは、自動見積もりで選べる7方式に含まれていないため、個別にご相談ください。方式の仕組みは リフレクタープリントの解説 にまとめています。
素材選びのポイント
屋外イベントでは汗をかきやすいため、ポリエステル製のドライTシャツ(4.4oz)がおすすめです。吸汗速乾性に優れ、長時間の着用でも快適に過ごせます。00300-ACT は商品ページで UVカット(UPF20)とされていて、日なたの受付や誘導にも向きます。室内イベントであれば、綿素材のスタンダードTシャツ(5.6oz・00085-CVT)でも問題ありません。なお 00300-ACT はインクジェット(見積もりの「フルカラー」)に対応していないので、多色のロゴを入れるなら DTF を選びます。
枚数と刷る位置で予算はこう変わる(実額)
スタッフTの金額は「何枚作るか」と「どこに刷るか」でほぼ決まります。下の表は、白地924円のドライ(00300-ACT)と白地1,155円の綿(00085-CVT)に、普通色(単色のみ)1色で刷った場合の実額です。前面+背面は、胸だけ(ワンポイント)より1枚1,198円高くなります。A4以内の898円が2箇所になり、ワンポイントの598円がなくなる差です。
| 枚数 | ボディ | 胸ワンポイント | 前面+背面(A4以内) | 前面+背面の総額(送料込み) |
|---|---|---|---|---|
| 20枚 | 00300-ACT(ドライ) | 1,322円 | 2,520円 | 51,320円 |
| 20枚 | 00085-CVT(綿) | 1,553円 | 2,751円 | 55,940円 |
| 50枚 | 00300-ACT(ドライ) | 1,317円 | 2,515円 | 127,070円 |
| 50枚 | 00085-CVT(綿) | 1,353円 | 2,551円 | 128,870円 |
| 100枚 | 00300-ACT(ドライ) | 1,317円 | 2,515円 | 253,940円 |
| 100枚 | 00085-CVT(綿) | 1,343円 | 2,541円 | 256,540円 |
20枚ではドライのほうが1枚231円安いのに、50枚では36円、100枚では26円まで差が縮みます。白地1,000円未満のボディは30枚で数量割引が上限に達し、199枚まで単価が下がらないためです。50枚を超えるスタッフTは、値段ではなく「屋外か室内か」でボディを選んで構いません。胸ワンポイントだけにする場合、00085-CVT の総額(東京都あての送料込み)は20枚で31,980円、50枚で68,970円、100枚で136,740円です。送料は20枚が920円(100サイズ1箱)、50枚が1,320円(140サイズ1箱)、100枚が2,440円(160サイズと100サイズの2箱)で、東京都あての金額です。お届け先の都道府県で変わるので、送料・配送 で確認してください。
予備は何枚足すか — 1割足したときの増額
当日の飛び入りスタッフやサイズ違いに備えて、予備を1割ほど足しておくと安心です。予備を足しても単価は変わらず、増えるのはその枚数分だけです。00300-ACT の前面+背面で、50枚に5枚足すと総額は127,070円→139,645円(+12,575円)、100枚に10枚足すと253,940円→279,290円(+25,350円)です。110枚では箱が160サイズと120サイズの2箱になり、送料が200円上がる分も含んでいます。届いたあとに数枚だけ足したくなっても、追加の注文も10枚からです。予備は最初の注文に入れておくのが確実です。
発注スケジュール
イベントの3〜4週間前には注文を確定させましょう。大規模イベントでは100枚以上の注文になることも多いため、早めの準備が重要です。サイズ集計は参加確定時に行い、予備は全体の10%程度を確保しておくと安心です。
3〜4週間という目安は、次の積み上げから来ています。納期は「デザイン確定・決済完了後」から標準5〜7営業日で発送で、土日祝は営業日に数えません。7営業日は、土日を挟むと暦の上で9〜11日です。発送後のお届けは関東・中部・関西で翌日〜2日、東北・中国・四国・九州で2〜3日、北海道・沖縄・離島で3〜5日が目安です(送料・配送)。ここにサイズ集計とデザインの確認にかかる日数が乗るので、関東あてでも確定がイベントの2週間前だとぎりぎりで、3〜4週間前なら余裕があります。どうしても間に合わない場合は特急仕上げ(+500円/枚・3〜4営業日)がありますが、対応品番・単色プリント・10〜30枚が目安で、31〜50枚は在庫と工房の稼働しだい、51枚以上は通常納期が基本です(特急仕上げの条件)。同じページでは多色・多箇所の複合プリントも通常納期としているので、前面+背面の2箇所に刷る仕様で特急を使えるかは、確定前にご相談ください。条件に収まる例として、胸ワンポイント・単色の20枚なら上乗せは10,000円(500円×20枚)です。スタッフTは50枚、100枚とまとまりやすいので、特急を当てにせず3〜4週間前の確定を守るのが確実です。
オープンキャンパスの三者識別 — 学生スタッフ/教職員/案内係
大学や専門学校のオープンキャンパスは、来場する高校生や保護者が「誰に質問してよいか」を一目で判断できる設計が大切です。一般的なイベント以上に、運営側の立場が三層に分かれる点に注意しましょう。役割ごとに着るウェアを変えることで、案内動線の混乱を減らせます。
- 学生スタッフ — 在学生による案内は受験生に最も近い目線です。学部カラーや明るい色のTシャツに「在学生」「STUDENT STAFF」と入れ、気軽に話しかけられる印象を作ります。
- 教職員 — 入試相談や進路説明を担う層は、落ち着いた色のポロシャツに小さくロゴと「教職員」の表記が向きます。学生スタッフと色相を分け、保護者がすぐ見分けられるようにします。
- 案内係・誘導係 — 校門から会場までの導線を担うため、背面に大きく「案内」「INFO」を入れ、遠方からでも視認できる配置にします。
開催が初夏から夏にかけて屋外受付やキャンパスツアーを含む場合、長時間の立ち仕事になります。吸汗速乾のドライ素材を選び、襟付きが必要な教職員にはドライ生地のポロシャツを合わせると、見た目の統一感と快適性を両立できます。学部・学科で枚数を分ける際は テンプレート集 でベースを揃え、表記だけ差し替えると制作がスムーズです。
展示会ブーススタッフのウェア設計 — ロゴサイズ・連続着用・ブランドガイドライン
BtoBの展示会では、ブースに立つスタッフのウェアが企業の名刺代わりになります。来場者は短時間で複数ブースを回るため、「どの会社か」「誰が担当者か」を一瞬で伝える設計が求められます。一般イベントの識別とは異なり、企業ブランドとの整合が前提になる点が特徴です。
- ロゴサイズと配置 — 通路を歩く来場者の目線で読める大きさが必要です。左胸ワンポイントに加え、背面にも社名やブランド名を入れると、ブースを離れて呼び込みに出た際にも認知されます。
- 複数日連続の着用 — 2〜3日開催では同じウェアを着続けるため、洗い替え用に1人2枚を見込みます。汗ジミが目立ちにくい色や速乾素材を選ぶと、初日夜に洗っても翌朝に間に合います。
- 役割の識別 — 説明担当・受付・搬入スタッフで色や表記を分けると、商談中のスタッフと案内可能なスタッフを来場者が見分けやすくなります。
- ブランドガイドラインへの準拠 — 多くの企業はロゴの最小サイズ・余白・指定色(カラーコード)を定めています。入稿前にガイドラインの数値を確認し、指定色に近い生地色とプリント色を選ぶことで、ブランドの一貫性を保てます。
部署横断で発注する場合は枚数がまとまりやすく、価格の目安は 自動見積もり で確認できます。社内の決裁や指定色の確認に時間がかかる展示会案件の進め方は B2B発注ガイド も参考にしてください。
スタッフTは役割別の色分けや人数の増減で枚数が動きやすい発注です。想定枚数とお届け先を入れて単価と総額を出すと、運営予算に載せる金額が先に固まります。