デザイン公開: 2024-08-30

フルグラフィックTシャツのデザイン

身頃全体にインパクトのあるプリントを施すフルグラフィックTシャツのデザインガイド。大きな柄・写真・パターンの使い方、プリント方法、コスト感まで解説します。

監修: preTTy 制作チーム(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

フルグラフィックTシャツはインパクト重視

身頃全体にわたる大きなプリント、いわゆるフルグラフィックは、Tシャツの中で最もインパクトのあるデザイン手法です。ストリートファッションやアート表現、SNS映えを狙う場合に最適です。

フルグラフィックの特徴

  • プリント面積が広く、細部までデザイン可能
  • アート作品としての完成度が高い
  • 着るだけで主張が伝わる
  • コストが通常より高め

プリント範囲のパターン

  • 前身頃全面: 襟元から裾まで
  • 背面全面: 背中全体をキャンバスに
  • 前後フルプリント: 両面がアート
  • オールオーバー: 袖まで含めた全面

フルグラフィックに向くモチーフ

  • 絵画・アート作品
  • 写真(風景・人物)
  • イラスト(大きく描き込む)
  • マップ・設計図
  • 大きな文字・タイポグラフィ

プリント方法の選択

  • 昇華プリント: ポリエステル向け、発色最良
  • インクジェット: 綿・混紡、フルカラー対応
  • DTF転写: どんな素材にも対応
  • シルクスクリーン: 大量発注向き、色数制限

コスト感

  • 通常の前面のみプリントより+1,500〜3,000円/枚
  • 小ロット: 1枚5,000円〜
  • 大量発注: 単価3,000円程度まで下がる

デザインの実寸イメージ

フルグラフィックは実際のTシャツサイズでデザインすることが重要です。

  • S: 縦55×横50cm
  • M: 縦60×横52cm
  • L: 縦65×横55cm
  • 裾近くやアームホールは避ける

縫い目を跨ぐデザインの注意

  • 肩線・脇の縫い目でプリントが途切れる
  • 重要なモチーフは縫い目を避ける
  • オールオーバー対応の業者を選ぶ

サイズ別のデザイン調整

Tシャツはサイズによって面積が変わるため、サイズ別にデザインデータを用意するのが理想です。

  • SMLXL毎にデータ作成
  • モチーフの位置調整
  • 文字サイズの調整

洗濯と耐久性

  • インクジェット: 洗濯で色あせしやすい
  • 昇華プリント: ほぼ永久的な耐久性
  • DTF: 中程度の耐久性
  • 裏返して洗濯、漂白剤は避ける

フルグラフィックの活用シーン

  • アーティストのコラボTシャツ
  • ライブ・フェスのグッズ
  • SNS映え狙いのファッションアイテム
  • 個展・作品展のグッズ

デザイン時の注意点

  • ファイル解像度: 300dpi以上
  • カラーモード: CMYK
  • モニターと実物の色差を想定
  • 大きなサイズでも粗くならないように

印象的な事例

  • 名画をそのままプリント
  • 宇宙・銀河の全面プリント
  • 抽象的なアート
  • 写真コラージュ

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