フルグラフィックTシャツはインパクト重視
身頃全体にわたる大きなプリント、いわゆるフルグラフィックは、Tシャツの中で最もインパクトのあるデザイン手法です。ストリートファッションやアート表現、SNS映えを狙う場合に最適です。
フルグラフィックの特徴
- プリント面積が広く、細部までデザイン可能
- アート作品としての完成度が高い
- 着るだけで主張が伝わる
- コストが通常より高め
プリント範囲のパターン
- 前身頃全面: 襟元から裾まで
- 背面全面: 背中全体をキャンバスに
- 前後フルプリント: 両面がアート
- オールオーバー: 袖まで含めた全面
フルグラフィックに向くモチーフ
- 絵画・アート作品
- 写真(風景・人物)
- イラスト(大きく描き込む)
- マップ・設計図
- 大きな文字・タイポグラフィ
プリント方法の選択
- 昇華プリント: ポリエステル向け、発色最良
- インクジェット: 綿・混紡、フルカラー対応
- DTF転写: どんな素材にも対応
- シルクスクリーン: 大量発注向き、色数制限
コスト感
preTTyのプリント料金はサイズ単位の実額で決まり、A3を超える全面サイズは1箇所あたり1,598円/枚(A3以内なら1,198円/枚・税込)。前後フルプリントは面ごとにこのサイズ料金が加算されます。注文は10枚〜の小ロットから受け付けており、1枚単位の受注は行っていません。ボディ側の単価は枚数に応じて定額で下がるため(普通色1色・胸ワンポイント基準で10枚1,422円/枚→100枚1,236円/枚)、全面プリントの構成が固まったら前後フルプリントの枚数別単価を出すで総額まで確定できます。
デザインの実寸イメージ
フルグラフィックは実際のTシャツサイズでデザインすることが重要です。
- S: 縦55×横50cm
- M: 縦60×横52cm
- L: 縦65×横55cm
- 裾近くやアームホールは避ける
縫い目を跨ぐデザインの注意
- 肩線・脇の縫い目でプリントが途切れる
- 重要なモチーフは縫い目を避ける
- オールオーバー対応の業者を選ぶ
サイズ別のデザイン調整
Tシャツはサイズによって面積が変わるため、サイズ別にデザインデータを用意するのが理想です。
- SMLXL毎にデータ作成
- モチーフの位置調整
- 文字サイズの調整
洗濯と耐久性
- インクジェット: 洗濯で色あせしやすい
- 昇華プリント: ほぼ永久的な耐久性
- DTF: 中程度の耐久性
- 裏返して洗濯、漂白剤は避ける
フルグラフィックの活用シーン
- アーティストのコラボTシャツ
- ライブ・フェスのグッズ
- SNS映え狙いのファッションアイテム
- 個展・作品展のグッズ
デザイン時の注意点
- ファイル解像度: 300dpi以上
- カラーモード: CMYK
- モニターと実物の色差を想定
- 大きなサイズでも粗くならないように
印象的な事例
- 名画をそのままプリント
- 宇宙・銀河の全面プリント
- 抽象的なアート
- 写真コラージュ
お見積もり・ご相談
フルグラフィックは入稿データの作り込みに時間がかかるジャンルなので、標準納期5〜7営業日にデザイン制作の日数を足して逆算しておくのが安全です(プリント工程だけ急ぐ場合は特急仕上げ+500円/枚で3〜4営業日)。縫い目を跨ぐ構図やサイズ別データの作り分けは再現可否の判断が分かれるため、ラフ画像の段階でLINEで無料相談に送って刷れる範囲を先に確定させると手戻りがありません。写真素材の解像度が足りるかどうかも同時に確認できます。