デザイン公開: 2025-10-18

リピートパターンTシャツの作り方

繰り返しのパターンでTシャツ全体を埋めるリピートパターンデザインの作り方。シームレスパターンの原理、モチーフ選び、単色版とカラー版の違いまで解説します。

監修: preTTy 制作チーム(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

リピートパターンは"永遠の繰り返し"

同じモチーフが繰り返し並ぶリピートパターンは、生地のような質感をTシャツに与えます。ブランド感・ファッション性を高める手法として、洋服メーカーが多用する技法です。

シームレスパターンの基本

リピートパターンは、つなぎ目が見えないように設計する「シームレスパターン」が基本です。

  • 1つのユニットを繰り返し配置
  • 上下左右で線が自然につながる
  • 規則性があっても単調に見えない工夫

モチーフの選び方

  • 幾何学: 三角・円・六角形など
  • 植物: 花・葉・蔦
  • 動物: 魚・鳥の小さいシルエット
  • 文字: ブランド名の繰り返し
  • 抽象: 不規則な形の繰り返し

パターンの密度

  • : モチーフが接するくらい
  • : モチーフの2倍の間隔
  • : 余白が多く、ワンポイント感

単色版とカラー版

  • 単色版: ミニマル、大人向け
  • 2色版: バランス型
  • フルカラー版: 賑やか、子ども向け

配色のパターン

  • ボディと同系色のトーンオントーン
  • モノトーン(黒白)
  • コントラスト(白ボディに黒モチーフ)
  • 3色以内の抑えた配色

プリント方法の選択

  • 昇華プリント: ポリエステル、オールオーバー最適
  • シルクスクリーン: 大量発注に向く
  • 生地プリント→縫製: 高級ブランドの手法
  • インクジェット: 小ロット向け

デザイン制作の手順

  1. 1つのモチーフを作成
  2. 複製して並べる
  3. つなぎ目の調整
  4. プレビューで全体感を確認
  5. 必要に応じてサイズ調整

Illustratorでの作り方

  • パターンスウォッチ機能を活用
  • プレビュー機能でタイル確認
  • カラーバリエーションを素早く試す

避けたい失敗

  • モチーフが等間隔すぎて退屈
  • モチーフが小さすぎて見えない
  • 色数過多で目がチカチカする
  • ボディに縫い目が隠れて不自然

和モダンとの相性

伝統的な和柄(麻の葉・市松・七宝)は、すでに完成されたリピートパターンです。これらを活かしたデザインは 和モダンデザイン でも扱っています。

フルカラー写真パターン

  • 花の写真を散りばめる
  • 動物の顔の連続
  • 食べ物モチーフ(ピザ・寿司)
  • クラスメンバーの似顔絵連続

ブランド化を狙うパターン

  • 社名のロゴタイプを繰り返し
  • 独自のシンボルマークのリピート
  • チーム番号の連続
  • モノグラム(LV風・Gucci風)

コスト感

  • シルクスクリーン2色: 通常の1.5倍程度
  • 昇華プリント: 通常の2倍程度
  • 大量発注でコストダウン可能

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