リピートパターンは"永遠の繰り返し"
同じモチーフが繰り返し並ぶリピートパターンは、生地のような質感をTシャツに与えます。ブランド感・ファッション性を高める手法として、洋服メーカーが多用する技法です。
シームレスパターンの基本
リピートパターンは、つなぎ目が見えないように設計する「シームレスパターン」が基本です。
- 1つのユニットを繰り返し配置
- 上下左右で線が自然につながる
- 規則性があっても単調に見えない工夫
モチーフの選び方
- 幾何学: 三角・円・六角形など
- 植物: 花・葉・蔦
- 動物: 魚・鳥の小さいシルエット
- 文字: ブランド名の繰り返し
- 抽象: 不規則な形の繰り返し
パターンの密度
- 密: モチーフが接するくらい
- 中: モチーフの2倍の間隔
- 疎: 余白が多く、ワンポイント感
単色版とカラー版
- 単色版: ミニマル、大人向け
- 2色版: バランス型
- フルカラー版: 賑やか、子ども向け
配色のパターン
- ボディと同系色のトーンオントーン
- モノトーン(黒白)
- コントラスト(白ボディに黒モチーフ)
- 3色以内の抑えた配色
プリント方法の選択
- 昇華プリント: ポリエステル、オールオーバー最適
- シルクスクリーン: 大量発注に向く
- 生地プリント→縫製: 高級ブランドの手法
- インクジェット: 小ロット向け
デザイン制作の手順
- 1つのモチーフを作成
- 複製して並べる
- つなぎ目の調整
- プレビューで全体感を確認
- 必要に応じてサイズ調整
Illustratorでの作り方
- パターンスウォッチ機能を活用
- プレビュー機能でタイル確認
- カラーバリエーションを素早く試す
避けたい失敗
- モチーフが等間隔すぎて退屈
- モチーフが小さすぎて見えない
- 色数過多で目がチカチカする
- ボディに縫い目が隠れて不自然
和モダンとの相性
伝統的な和柄(麻の葉・市松・七宝)は、すでに完成されたリピートパターンです。これらを活かしたデザインは 和モダンデザイン でも扱っています。
フルカラー写真パターン
- 花の写真を散りばめる
- 動物の顔の連続
- 食べ物モチーフ(ピザ・寿司)
- クラスメンバーの似顔絵連続
ブランド化を狙うパターン
- 社名のロゴタイプを繰り返し
- 独自のシンボルマークのリピート
- チーム番号の連続
- モノグラム(LV風・Gucci風)
コスト感
- シルクスクリーン2色: 通常の1.5倍程度
- 昇華プリント: 通常の2倍程度
- 大量発注でコストダウン可能
お見積もり・ご相談
リピートパターンはどの範囲まで敷き詰めるかで費用が変わり、判断材料は1箇所あたりのサイズ料金(A4以内898円・A3以内1,198円・A3超1,598円/枚・税込)です。まず前面A4にパターンを敷く構成でパターン入りTシャツ10枚の単価を出してみると、範囲を広げた場合の差額も同じ画面で試せます。納期は標準5〜7営業日。シームレスのつなぎ目がプリントでどう見えるかは事前に不安になりやすいポイントなので、LINEで無料相談にパターンのユニット画像を送って確認してから量産に進むのが確実です。
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