「デザインの清書は無料」と書いてあっても、自分が用意したAI画像(背景が白く残っている/手や顔が崩れている/なんとなくキャラっぽい)が、その無料の対象に入るのか、それとも別料金になるのか——ここが分からないまま見積もりボタンを押せずにいる方は少なくありません。この記事は、その一点だけを解きほぐすために書きました。費用の線引きの正本としてご利用ください。
結論を先に書きます。preTTy(プリティ)では、持ち込んだ画像を印刷に乗るよう整える「基本的なデザイン清書・レイアウト調整」は無料です。背景の透過、解像度・線・色の整え、レイアウト調整、輪郭の取り直し、余分な指などを消す・整える軽微なレタッチ、崩れた文字を正しいフォントに打ち直す(レイアウト調整の範囲)——ここまでは無料側に入ります。一方で、崩れた手・顔・瞳などをゼロから描き起こす作り直しや、キャラクターの新規デザイン、複雑なイラストの新規作成といった特別対応だけが事前見積になります。AI画像にありがちな「背景が残っている」「線が細い」「色がバラバラ」「文字を正しく打ち直したい」は前者(無料側)、「破綻した手や顔を一から描き起こしてほしい」「キャラを新しく作ってほしい」は後者(見積側)、という線引きです。以下で、あなたのAI画像の状態を表に当てはめて確認できるようにしました。
そもそも、なぜ費用の線引きが分かりにくいのか
AI生成画像は、できあがった見た目が完成品に近いので、「これはもう完成データなのか、それとも手直しが必要な素材なのか」が自分では判断しづらいのが原因です。さらに「清書」という言葉が、人によって「色を整える程度」から「絵を描き直す」までイメージの幅が広いため、無料の範囲が読みにくくなります。
そこでpreTTyの考え方はシンプルです。もとの画像を活かして印刷向けに整える作業は無料、もとの画像にない絵を新しくゼロから生み出す作業は見積。この一本の線で、たいていのケースは判断できます。「整える(打ち直し・軽微な補正を含む)」のか「生み出す(描き起こす)」のか、と置き換えると分かりやすいかもしれません。
基本無料の側 — 「もとの画像を活かして整える」作業
AI画像を持ち込んだとき、印刷のために必要になりやすい手直しの多くは、この無料側に入ります。具体的には次のような調整です。
- 背景の透過(白背景を抜く) — AI画像は白い背景が残ったままのことが多く、そのままだとTに白いボックスが乗ったような仕上がりになります。背景を抜いて図柄だけにする調整。
- 解像度の引き上げの提案・調整 — Web表示用のサイズ(おおむね512〜2048pxの正方形・dpi指定なし)だとプリント実寸では粗くなりがちです。引き上げ処理の提案や、可能な範囲での調整。
- 色の整理 — 配色がばらついている、印刷で再現しにくい色がある、といった場合に色味を整える。シルクスクリーンなら色数を抑える方向の整理も含みます。
- 線幅の調整・輪郭の取り直し — 細すぎる線(シルクスクリーンは目安3pt以下が表現困難)を、印刷で出る太さに整える。ぼやけた輪郭を取り直す調整。
- 軽微なレタッチ — 余分な指などを消す・整える程度の軽微な手直し。元の図柄を活かしたまま不要な要素をならす範囲の作業。
- 崩れた文字の打ち直し(レイアウト調整の範囲) — AIが出した文字が崩れている場合に、正しいフォントで打ち直してレイアウトを整える作業。文字を新規にデザインするのではなく、読める文字として打ち直すだけなら清書側です。
- レイアウト調整 — プリント位置・サイズ・配置のバランスを、ウェアに合わせて整える。
これらは「あなたが用意した図柄をそのまま使い、印刷に乗るよう整える」作業なので、基本的なデザイン清書・レイアウト調整として無料の対象です。なお、こうした清書工程が印刷方式ごとに実際どう進むか(輪郭の取り直し・破綻部の補正・背景透過・解像度の整えをプロがどの順で行うか)は、AIの粗いデザインの清書工程 で工程として解説しています。本記事は「費用がどちらに入るか」に絞っているので、進め方・工程の中身はそちらをご覧ください。仕上がりイメージを先に見たい場合の相談の流れは AIで作った画像でTシャツは作れる?(相談フロー) にまとめています。
別途見積の側 — 「もとの画像にない絵をゼロから生み出す」作業
一方で、もとのAI画像を整えるのではなく、新しく描き起こす必要がある作業は事前見積になります。AI画像でよく起きる破綻のうち、次のようなケースが該当しやすいです。
- 破綻した手・指・顔・瞳を、ゼロから描き起こす — AI画像では指の本数がおかしい、顔が崩れている、といった破綻が起きがちです。これを「元の雰囲気を残しつつ自然な手・顔として一から描き起こす」のはイラスト新規作成に近く、見積側です(消す・隠す・ならす程度の軽微なレタッチで済むなら無料側)。
- キャラクターを新規にデザインする — 「こんな雰囲気のキャラを一から作ってほしい」というキャラクターデザインの新規作成。
- 複雑なイラストをゼロから新規作成する — ラフやイメージはあるが絵そのものは無い状態から、複雑なイラストを描き起こす特別対応。
あわせて、特殊なプリント位置への対応や、最短3営業日の超特急など特別な条件も、追加費用が出る場合は同じく事前見積でご案内します。ポイントは、これらが「ダメ」という意味ではないことです。preTTyはJPG/PNG/PDF/AI(Illustrator)/手書き写真/スクショなど、ほぼどんな形式でも、ラフやイメージだけでも受け付けます。ただし「絵を新しくゼロから生み出す」工程は手間が変わるため、料金を事前にお見積もりしてからご案内する、という位置づけです。
あなたのAI画像の状態 → 無料か別途見積か(早見表)
手元のAI画像が今どの状態か思い浮かべながら、当てはめてみてください。実際にはご相談時に画像を拝見して確定しますが、見積もり前のあたりをつける目安になります。
| あなたのAI画像の状態 | 必要な作業 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 白い背景が残っている | 背景の透過(図柄だけ残す) | 基本無料(清書) |
| Web用サイズで小さい・粗くなりそう | 解像度引き上げの提案・調整 | 基本無料(清書) |
| 配色がバラついている/印刷に出にくい色がある | 色の整理・色数の調整 | 基本無料(清書) |
| 線が細くてシルクで出るか不安/輪郭がぼやけている | 線幅の調整・輪郭の取り直し | 基本無料(清書) |
| 余分な指などが少し写り込んでいる | 消す・整える軽微なレタッチ | 基本無料(清書) |
| 文字が崩れている/読めない(打ち直したい) | 正しいフォントで打ち直すレイアウト調整 | 基本無料(清書) |
| 位置・サイズのバランスを整えたい | レイアウト調整 | 基本無料(清書) |
| 指・手・顔・瞳が崩れていて自然に描き起こしたい | 破綻部分をゼロから描き起こす | 別途見積(新規作成寄り) |
| キャラを一から作ってほしい | キャラクター新規デザイン | 別途見積 |
| イメージだけで絵が無い/複雑な絵を描き起こす | 複雑イラストのゼロから新規作成 | 別途見積 |
同じ「手の崩れ」でも、対応方針で費用が変わることがあります。たとえば崩れた手の部分を構図から外して隠す・トリミングするレイアウト調整や、余分な指を消す軽微なレタッチなら無料側、手をそのまま生かして自然な形にゼロから描き起こすなら見積側、というように分かれます。文字も同じで、正しいフォントへの打ち直しは無料側、文字を装飾デザインとして新規に起こすなら見積側です。だからこそ、実物を見て方針を相談してから決めるのが確実です。
印刷方式ごとの清書の詰め方は別記事へ
「線が細い」「色が多い」が手直しになるかどうかは、どの印刷方式(シルクスクリーン/DTF/刺繍/カッティング)で刷るかにも左右されます。ただし、方式ごとにAI画像をどう詰めていくか・どの方式が画像と合うかは工程の話になるため、本記事では扱いません。印刷方式ごとの清書の詰め方は AIの粗いデザインの清書工程 へまとめています。本記事は「あなたのAI画像の状態が、無料の清書で整うのか、別途見積の描き起こしになるのか」という費用の判断軸に集中します。どの方式で刷りたいかを画像と一緒に伝えていただくと、整える(無料)で済むか描き起こす(見積)になるかの見極めが早まります。
想定外の費用が出ない理由 — 見積もり・LINE相談は無料
費用の線引きで一番不安なのは、「相談したら、知らないうちに有料作業が積み上がっているのでは」という点だと思います。preTTyの方針はその逆です。
- 見積もり・LINE相談は無料。フォームからは24時間、概算を確認できます。
- 別途見積になる作業(ゼロからの描き起こし・複雑イラストの新規作成・キャラデザなど)や、特殊なプリント位置・超特急(最短3営業日)などで追加料金が発生する場合は、事前に必ず見積もりでご案内します。勝手に有料作業を進めることはありません。
- つまり、知らないうちに費用が乗る、ということが起きない設計です。無料で済む整えだけで仕上がるのか、見積が必要な作業が含まれるのかは、相談の段階で線引きをお伝えします。
納期の目安は標準5〜7営業日、条件が合えば特急便で最短3営業日です。納期を詰めたいケースや、まとめ枚数で単価を抑えたいケースは まとめ割 や 自動見積もり もあわせてご確認ください。
「費用の線引き」と「権利の可否」は別の問題です
ひとつ切り分けておきたいのが、ここで扱った「無料か見積か」という費用の話と、「そのAI画像を使ってよいか」という権利の話は、まったく別の判断軸だということです。たとえば、清書自体は無料でできる画像でも、権利面で使えないことがあり得ます。逆も同じです。
AI生成物に固有の著作権・商用利用の考え方(AI単独生成物の著作権/学習データ起因の依拠性/各サービス規約の所有権・商用条件。2026年時点の整理/各サービスの最新規約は各自ご確認ください)については、AIデザインの著作権と商用利用 をご覧ください。あわせて、既存キャラやロゴなど一般的な著作権の判断は Tシャツの著作権どこまでOK?(判断フロー) に整理しています。本記事はあくまで「手直しの費用がどちらに入るか」に絞っています。
よくある質問
Q. 背景が白く残ったままのAI画像ですが、背景を抜くのは無料ですか?
A. はい、背景の透過(白背景を抜いて図柄だけ残す調整)は、基本的なデザイン清書として無料の対象です。AI画像は白背景が残っていることが多いので、そのままお見せいただいて大丈夫です。仕上がりイメージを先に見たい場合の進め方は 相談フローの記事 をご覧ください。
Q. AI画像の手や指が崩れています。直すのは無料ですか、別途見積ですか?
A. 対応方針で変わります。崩れた部分を構図から外す・トリミングするレイアウト調整や、余分な指を消す軽微なレタッチで済むなら無料側、その手をそのまま生かして自然な形にゼロから描き起こすなら新規作成寄りで別途見積になります。どちらが向くかは画像を拝見して方針をご提案し、見積が必要な場合は事前に金額をご案内します。
Q. AIが出した文字が崩れています。直すのは無料ですか?
A. 正しいフォントで打ち直してレイアウトを整える範囲なら、基本的なデザイン清書として無料の対象です。一方で、文字そのものを装飾デザインとして一から起こす・複雑なロゴをゼロから作るといった場合は新規作成寄りとなり、別途見積でご案内します。
Q. ラフやイメージしか無く、絵そのものが無くても相談できますか?
A. 相談できます。preTTyはラフ・イメージだけでも受け付けます。ただし、そこから複雑なイラストやキャラクターをゼロから新規作成する場合は特別対応として事前見積になります。整える素材があるのか、新しく描き起こすのかで費用の線引きが変わるとお考えください。
Q. 見積もりを取ったら、知らないうちに有料の手直しが追加されることはありませんか?
A. ありません。別途見積になる作業や、特殊なプリント位置・超特急などで追加料金が発生する場合は、事前に必ず見積もりでご案内します。見積もり・LINE相談自体は無料で、フォームからは24時間概算を確認できます。想定外の費用が乗らない設計です。
お見積もり・ご相談
自分のAI画像が「無料で整う」のか「描き起こしの見積が要る」のかは、実物を一度見せていただくのが一番早い判断方法です。背景が残っていても、解像度が不安でも、手が崩れていても、その状態のままで構いません。LINEで無料相談 に画像を送っていただければ、無料で整う範囲と、見積が必要な作業を切り分けてお伝えします。概算だけ先に知りたい方は 自動見積もり をどうぞ。お電話でのご相談は 0120-76-2005(平日9:00〜18:00)から、同じ流れで承ります。
免責: 本記事のAI生成物に関する記述は2026年時点の一般的な整理であり、著作権・商用利用の最終的な可否は各AIサービスの利用規約・契約内容により異なります。判断に迷う点は各サービスの最新規約や専門家・権利者にご確認ください。preTTyは権利処理の代行や権利の保証は行わず、利用は利用者の責任となります。費用の線引きについても、最終的な可否・金額は画像内容を確認のうえ見積もりでご案内します。