パフプリント(発泡プリント)とは
パフプリントは、プリント部分が立体的に盛り上がるぷっくりとした質感が特徴の特殊プリントです。80年代のヴィンテージTシャツで定番だった技法で、近年リバイバルしています。
パフプリントの原理
- 特殊な発泡インクをプリント
- 加熱により発泡剤が膨張
- プリント部分が立体化
- 冷却して形状固定
パフプリントの特徴
- 立体感: 3〜5mm程度の盛り上がり
- 触感: ぷにぷに・弾力がある
- 視覚的インパクト: 他のプリントと一目で違う
- 独特の質感: ヴィンテージ感
向いているデザイン
- シンプルなロゴ
- 太いライン
- 大きな文字
- 幾何学的な形
- 1色のモノトーン
向いていないデザイン
- 細かいディテール
- 写真プリント
- フルカラーグラデ
- 極細の文字
- 色の重なり
80年代ヴィンテージ風の活用
- 当時の定番デザイン
- バンドロゴ
- スポーツチーム
- 映画タイトル
- 大学の紋章
現代のトレンド
- ストリートブランドで採用増加
- Y2Kファッションと相性良
- SNS映えするぷっくり質感
- 子ども向けアイテムでも人気
色選びのポイント
- 1色で使うのが基本
- ボディと同色: 陰影のみで立体感
- コントラスト色: 存在感強調
- パステルカラー: 可愛い雰囲気
活用シーン
- バンドグッズ
- スポーツチーム
- 子ども服
- キャラクターグッズ
- ヴィンテージ風Tシャツ
コスト感
- 発泡インクと加熱の工程が加わるため、通常のシルクスクリーンより高くなるのが一般的
- 特殊インクの価格
- 小ロットでも対応
- 大量発注で単価ダウン
耐久性
- 洗濯を重ねると立体感が少しずつ減る。何回で目立つかは、インクの厚みと洗い方で変わる
- 乾燥機使用で潰れる
- 裏返して手洗いが理想
素材の相性
- 綿100%: 最適
- 綿ポリ混紡: 対応可
- ポリエステル: 相性やや悪い
- 厚手5.6oz以上が安定
デザインサイズの目安
- 立体感を活かすなら大きく
- 文字サイズ5cm以上
- ロゴは10cm以上
- 細かすぎるデザインは避ける
他プリントとの組み合わせ
- シルクスクリーン+パフ: 主役のみパフに
- インクジェット+パフ: フルカラー+立体
- 箔押し+パフ: 高級感+質感
子ども向けデザイン
- 動物の耳や鼻を立体化
- 星・ハート・花のモチーフ
- キャラクターのシンボル
- 数字・アルファベット
発注時の注意
- サンプル確認必須
- 立体感の高さ指定
- 洗濯耐久の説明
- 対応業者が限定的
洗濯とケア
- 裏返して手洗い
- 洗濯機なら弱水流・洗濯ネット
- 漂白剤NG
- 乾燥機NG
- 陰干し
デザイン制作のコツ
- シンプルさを追求
- 太めの線で
- ベタ塗りを活用
- 立体感を活かすシルエット
海外ブランドでの事例
- Supreme: 定番のロゴ
- Champion: スクリプトロゴ
- Patagonia: ブランド名
- 80年代バンドT復刻
国内での人気
- 古着屋で高値
- リバイバルブランド
- ストリート系セレクトショップ
- コレクター間での流通
パフプリントの歴史
- 1970年代に開発
- 80年代に大流行
- 90年代に一時衰退
- 2020年代にリバイバル
業者選び
- パフ専門機材の有無
- インクの品質
- 過去実績
- サンプル対応
preTTy での取り扱いについて
preTTy ではパフ(発泡)プリントの取り扱いはありません。標準で提供しているプリント方法は プリント方法ページ でご確認ください。特殊加工をご希望の場合は LINE で個別にご相談ください。
立体感の代わりに「発色の強さ」で存在感を出す方向であれば、標準メニューで対応できます。普通色(単色)なら追加料金0円、フルカラーは+330円/ヶ所、DTFは淡色+880円・濃色+1,100円/ヶ所です。この3方式の単価差を枚数入りで試算すると、どこまでが予算内かがはっきりします。