デザイン公開: 更新:

数字・年度デザインの見せ方

Tシャツに数字や年度を入れるデザインのコツを解説。卒業年度の西暦・年度・和暦・ローマ数字の書き分け、JFA・JBAの背番号の大きさと書体の規定、それが自動見積もりのプリント範囲に収まるか、金銀ラメで数字を刷るときの注意までまとめました。

執筆・監修: preTTy 編集部(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

数字はデザインの主役になれる

年度、周年、背番号、創立年などの数字は、Tシャツのデザイン主役として強い存在感を持ちます。数字だけで語らせるレイアウトと、他の要素と組み合わせる手法を解説します。

数字が主役になる場面

  • 卒業年度(Class of 2027)
  • 周年記念(20th Anniversary)
  • スポーツ背番号
  • 創立年(Since 1985)
  • 記念日

いちばん多いのは卒業年度です。2027年3月に卒業する学年で考えると、学校の「年度」(4月〜翌年3月)では2026年度(令和8年度)の卒業、暦の年では2027年(令和9年)の卒業になります。英語の「Class of ◯◯」は卒業する年を書くので2027です。同じ学年を指す数字が2通りあるので、どちらを入れるかをデザインの最初に決めておかないと、途中で数字がずれます。

年度の表記パターン

  • 西暦4桁: 2027
  • 略式: '27
  • 記号付き: MMXXVII(ローマ数字)
  • 英語併記: Class of 2027
  • 和暦: 令和9年(年度で書くなら令和8年度)

数字フォントの選び方

  • ゴシック・太字: 力強さ・スポーツ
  • 明朝・セリフ: 上品さ・記念感
  • 手書き風: 温かみ・個性
  • デジタル風: 未来感・テクノ

サイズのバリエーション

  • 巨大(身幅全体): インパクト最大
  • 大(胸全体): 存在感あり
  • 中(胸ワンポイント): バランス型
  • 小(裾や袖): さりげなく

preTTy の自動見積もりで選べるプリントの大きさは、ワンポイント(縦横10cm以内)とA4以内(21×29.7cm)の2種類です。「巨大」「大」はA4以内、「中」は胸ワンポイントに当たります。「小」の裾や袖は専用のプリセットが無く、見積もり画面で「特殊位置」を選んで場所を書き込みます(プリント位置の選び方)。A4より大きく刷りたい場合はLINEでの相談になり、入稿データガイドに書かれたプリント範囲は最大でA3(29.7×42cm)です。

数字のレイアウトパターン

  • 中央配置: 最もシンプル
  • 縦並び: 背番号風
  • 斜め配置: 動きを出す
  • 円形に配置: ロゴ風
  • 背景の一部として

数字を活かす色使い

  • 単色塗りつぶし: 太字で強く
  • 輪郭のみ: 内側を白抜き
  • グラデーション: 夕陽・虹色
  • 金・銀: 記念・高級感

金・銀は自動見積もりでは金銀ラメが1ヶ所+220円、大粒ラメが+330円です。どちらも細い線や小さい文字が潰れやすい方式とされているので、明朝やセリフ体の細い数字をラメで刷るなら、線を太らせた版を用意します。グラデーションの数字は普通色では刷れず、白・淡色のボディならフルカラー(1ヶ所+330円)、黒や紺のボディならDTF濃色(+1,100円)になります。

数字+他要素の組み合わせ

  • 数字+クラス名(3-A 2027)
  • 数字+学校ロゴ
  • 数字+キャッチコピー
  • 数字+全員の名前
  • 数字+日付(月日)

スポーツ背番号を公式戦で使うなら — 競技団体の規定

練習着やクラスTシャツの背番号は自由にデザインできますが、公式戦のユニフォームとして使う番号は、競技団体の規程で大きさや書体の扱いが決まっています。サッカーとバスケットボールの規程から、番号に関わる部分を抜き出すと次のとおりです。

項目サッカー(JFA ユニフォーム規程)バスケットボール(JBA ユニフォーム規則)
背面の番号中央に縦25〜35cm高さ20cm以上
前面の番号縦10〜15cm(位置は任意)高さ10cm以上
数字の太さ数値の定めなし(服地と明確に区別できる色で、判別が容易なサイズ)数字の幅が最も狭い部分で2cm以上
使える番号1〜99(0は不可)0〜99と00(01・02のように先頭に0を付けた番号は不可)
その他選手名は背番号の上に縦7.5cm以下。第4種のチームや身長150cm以下の選手が着る小さいユニフォームはサイズを縮小できる番号を円・四角・楕円で囲むのは不可。立体に見える縁取り・影付きの縁取りも不可

出典: JFA ユニフォーム規程(第5条(2)(4)。2025年4月17日の改正まで反映)、JBA ユニフォーム規則(第10条・別表1。2020年11月1日一部改定)。いずれも2026年9月26日に確認しました。JFAの規程は、公式競技会に登録する選手番号はその競技会の規程に従うとしているので、大会要項も合わせて確かめてください。

書体を選ぶ前に確かめたいのは、バスケットボールの「数字の幅が最も狭い部分で2cm以上」です。細い明朝体や手書き風の数字は、高さ20cmまで拡大しても線の細い部分が2cmに届かないことがあります。縁取りは1重・2重・中抜きなら認められ、立体に見える縁取りと影付きの縁取りは認められていません。

規定の大きさは自動見積もりの範囲に収まるか

JBAの背面20cm以上は、高さを20〜29.7cmにすればA4の縦に収まります。ただし2桁の番号は、2つの数字と間隔を合わせた横幅がA4の21cmを超えるとはみ出すので、1桁あたりの幅は10.5cm未満が目安です。JFAの背面25〜35cmは、29.7cmを超える高さにするとA4に入りません。前面の番号はどちらの規程でも高さ10cm以上なので、縦横10cm以内のワンポイントでは余白が残らず、前面(A4以内)で見積もるのが確実です。

もう一つの注意は、背番号は選手ごとに数字が違う点です。1枚ずつ異なる番号・名前を入れることには対応していて、エクセルなどの一覧を送れば手配できますが、自動見積もりの金額には含まれないため個別の見積もりになります(1枚ずつ異なる名前や番号)。全員が同じ数字を着る年度や周年のデザインなら、通常の見積もりの範囲です。

記念年の演出

  • 周年数字を金銀ラメで刷る
  • ツインナンバー(2027+2027)で強調
  • 数字の中に写真やイラストを配置
  • 1〜周年数字までの年表を背面に

数字の中に写真を入れる案は、写真の階調を出すためにフルカラーかDTFで刷ります。年表を背面に並べる案は小さい文字が増えるので、細い線や小さい文字に向くとされるDTFを選ぶか、文字を太めにして普通色で刷るかを決めます。

数字デザインの失敗例

  • 小さすぎて読めない
  • フォント選びが雰囲気と合わない
  • 周囲の要素が邪魔で目立たない
  • 暗い色で背景と同化

成功例の特徴

  • 数字が即座に目に入る
  • 意味が明確(何の数字か)
  • 他要素と調和している
  • 記念性が伝わる

お見積もり・ご相談

年度や背番号のデザインは「その年にしか作れない」記念品です。Class of 2027を胸ワンポイントに入れる基本形で10枚1,422円/枚(4.4oz ドライメッシュTシャツ・税込・送料別)、周年記念の金・銀はメタリックプリント(+220円/ヶ所〜)が候補になります。クラスや部の人数が確定したら人数分の年度入りTシャツを試算するで総額まで固められます。納期は標準5〜7営業日、卒業式や周年式典が目前なら特急仕上げ(+500円/枚・3〜4営業日)で間に合うかを先に確認を。背番号書体の再現可否はLINEで無料相談でデータを見せて判断できます。

あわせて読む

コラム一覧に戻る

オリジナルウェアを作ってみませんか?

デザインが決まっていなくても大丈夫。まずは自動見積もりで概算料金をご確認ください。 デザイン相談・特殊な内容はLINEでどうぞ。

まず自動見積もりで料金を見る無料で相談する
無料見積もり24時間その場で概算電話相談