行事・イベント公開: 更新:

文化祭Tシャツを1人1,500円で — 枚数別単価と削れる要素

文化祭Tシャツを「1人1,500円以下」で作るための具体ライン。20枚/40枚/100枚別の見積もり実額と、preTTy が30年の現場で見てきた「削って良い要素・削ると後悔する要素」を判断軸つきで整理。単価と「1人あたり負担」がズレる理由も解説します。

執筆・監修: preTTy 編集部(オリジナルウェア制作 1994年〜・累計30万着以上の製作実績/板橋区の自社工房でシルクスクリーン・DTF・刺繍・カッティングに対応)

「1人1,500円」は単価設計の問題 — 枚数と削る要素で決まる

文化祭のクラスTシャツで「1人1,500円以下」が実現できるかは、デザインや業者選びより先に枚数と削る要素の組み合わせで決まります。preTTy(プリティ)で 30年支援してきた現場感覚 では、20枚/40枚/100枚で「1500円ライン」の作り方が大きく変わります。本記事では具体単価と削れる/削れない要素を整理します。

20枚 / 40枚 / 100枚 別の 1500円ライン実例

枚数推奨構成1枚あたり目安1500円ライン到達難度
20枚(小規模クラス / 部活)5.6oz 白 + 普通色1色 + 胸ワンポイント1ヶ所1,646円(最安ボディなら 1,322円)難(ボディを最安クラスに落とせば到達)
40枚(標準クラス)5.6oz 白 + 普通色1色 + 胸ワンポイント1ヶ所1,496円(最安ボディなら 1,296円)易(5.6oz のままで 1500円ライン到達)
100枚(学年合同 / 大型部活)5.6oz 白 + 普通色1色 + 胸ワンポイント1ヶ所1,436円(最安ボディなら 1,236円)易(100枚で1,236円。100枚超は1,000枚まで段階的にさらに下がる)

プリント位置を前面(A4以内)に広げると、同じ条件で 20枚 1,946円 / 40枚 1,796円 / 100枚 1,736円(5.6oz)になります。1500円ラインを分けているのは枚数よりもプリント位置とボディのグレードで、20枚でもボディを最安クラスに落とせば 1,322円で組めます。表示はすべて税込・送料別(送料は都道府県別にかかり、送料無料はありません)。XXL以上のサイズ追加料金(XXL+100円 / 4L+150円 / 5L+200円)と特急仕上げ(+500円/枚)も別途です。正確な単価は 自動見積もり で枚数を入力すればその場で確認できます。

削っていい要素 5つ — 仕上がりを犠牲にしない最適化

下記5要素は削っても文化祭当日の満足度に影響しにくい部分です。

  1. プリント箇所を前面1ヶ所に集約: 背面(A4以内)を足すと 1枚あたり +898円。背中はクラス名だけだと写真映えしないので、デザイン力で前面に集約する方が満足度も上がる
  2. 印刷方法を「普通色(単色のみ)」にする: preTTy の見積もりで追加料金0円の印刷方法。フルカラーは +330円/ヶ所、DTF は +880〜1,100円/ヶ所、刺繍ワンポイントは +780円/ヶ所が上乗せされる
  3. テンプレ活用でデザイン料ゼロ: テンプレート集 から選んでクラス名差し替えのみだと、デザイン料 5,000〜15,000円がカット
  4. 配送先を1箇所に集約: 個別配送は 1件あたり 600〜1,000円の追加。学校 or 幹事宅にまとめ受け取り
  5. ボディのグレードを上げすぎない: preTTy はボディの色による価格差がありません(濃色でも蛍光色でも同額)。効くのはグレードの差で、5.6oz 定番から最安クラスに落とすと 1枚あたり約200〜300円下がります

削ると後悔する要素 3つ — preTTy 現場で見てきた失敗パターン

逆に、削ると文化祭当日の写真や着心地で後悔するのが下記3点です。1500円ラインを死守したいクラスでも、ここは削らない判断を推奨します。

  • 4.0oz 以下の薄手ボディ: 5.6oz 定番との差は1枚あたり約300円だが、白は確実に下着が透ける。集合写真でクラス全員の下着が透けて青ざめる事故が文化祭シーズンに毎年数件持ち込まれる。薄手を選ぶなら濃色に
  • サンプル確認の省略: preTTy では発注前デザイン校正PDFを必ず送付する。「校正不要で進めて」を選ぶと色味のズレで全員の Tシャツがイメージと違うリスクが残る。1日遅れる程度なので必ず校正を確認する
  • 予備枚数ゼロ: 30名クラスなら +2〜3枚、40名なら +3〜5枚を予備として発注。サイズ違い・破損・転入生対応で必ず使う。1500円帯なら 3〜5枚分の予備でも +4,500〜7,500円程度

発注時期で変わるのは「単価」ではなく「納期の余裕」

preTTy には早割はなく、発注時期で1枚あたりの単価が変わることもありません。時期で変わるのは納期の余裕です。preTTy のよくある質問は、9〜11月の文化祭・体育祭シーズンを繁忙期とし、通常より日数がかかる場合があると案内しています。

  • 5月中旬〜7月上旬: 余裕帯。標準納期(5〜7営業日)でまず間に合う
  • 7月下旬〜8月中旬: 校正のやり取りを見込んで動く
  • 8月後半〜9月前半: 文化祭の直前で、9月からは繁忙期に入る。特急仕上げ(+500円/枚・3〜4営業日)は方式や枚数に条件があり、40名分で使えるとは限らない

つまり早く発注するメリットは「割引」ではなく、特急をあてにしない日程を組めることです。文化祭が 9月上旬の学校は、夏休み入り(7月下旬)までに発注完了が安全ラインです。詳しいスケジュールは クラスTシャツ作り方完全ガイド の納期逆算カレンダーを参照してください。

1500円帯の具体構成例 — 40名クラスで 1枚1,496円

preTTy の自動見積もりでそのまま出る構成です(東京都あて・特急なし)。

  • ボディ: 5.6oz 標準 Tシャツ(白)
  • 印刷方法: 普通色(単色のみ)1色
  • プリント位置: 胸ワンポイント1ヶ所
  • デザイン: テンプレート集 から選定 + クラス名差し替え
  • 配送: 学校1箇所まとめ配送
  • 予備: 3枚(M:1 / L:2)= 発注 43枚
  • 1枚 1,496円(税込・送料別)。43枚ぶんの送料込み総額 65,648円

ここで注意したいのが「1人いくら」の解釈です。単価は1,496円で1500円を切っていますが、送料と予備3枚を40名で頭割りすると1人1,641円になります。集金額を決めるときは必ず総額÷人数で計算してください。ボディを最安クラスに落とせば単価1,296円まで下がります。

もっと下げたいときに効く3手

「もっと安く」を狙うなら、効く順に並べるとこうなります。

  • プリント位置を1ヶ所に絞る: いちばん効きます。背面(A4以内)を足すと +898円/枚、前面をA4サイズにすると +300円/枚。胸ワンポイント1ヶ所が最安
  • ボディを最安クラスへ切替: 5.6oz 定番から落とすと 1枚あたり約200〜300円下がります。4.4oz ドライは軽くて夏向きですが白は透けやすいので濃色推奨(色による価格差はありません)
  • 枚数をまとめる: 学年合同で100枚まで増やせば最安クラスのボディ+胸ワンポイントで 1枚1,236円。数量割引はここで終わりではなく、200枚1,176円 / 300枚1,126円 / 500枚1,086円 / 1,000枚1,046円(税込・送料別)と1,000枚まで段階的に下がります。打ち止めは1,000枚で、それを超える規模は個別相談です

preTTy の全ウェア・全枚数を通した下限は 1枚1,046円(1,000枚時・プリント代込み・税込・送料別)で、100枚時は1,236円です。これより安く見せている見積もりは、プリント代や送料が別勘定になっていないか確認してください。

失敗事例 3つ — 「安すぎる」が逆に高くつくパターン

preTTy で持ち込みやり直し相談が多いパターンを共有します。同じ失敗を避けるための参考に。

  • ノーブランドの 980円 Tシャツ集合発注: 1枚 980円の量販ボディに別途プリントで持ち込み → 生地ヨレ・縫製ガタつきで、結局買い直し(合計2,500円超え)。安いボディは縫製ラインの仕様差を確認してから判断する
  • 1色シルクで色数不足: 当初2色シルクで予算オーバー → 1色削って白黒のみに → 当日の写真が地味で後悔。シルク2色 / DTF フルカラー の比較を最初に取ると決断ミスが減る
  • サイズ集計を簡素化しすぎ: 「全員Lで揃える」と決めて発注 → 体格差で30%が着られない。サイズ集計フォーム を活用し、最低 S/M/L/XL の4サイズで集計を

40名+予備3枚の43枚なら、5.6oz綿×胸ワンポイントで1枚1,496円(送料込み総額65,648円)。ボディを最安クラスに落とせば1枚1,296円まで下がります。予備込みの枚数とお届け先を入れて総額を出すと、1人あたりの集金額まで確定します。

あわせて読む

コラム一覧に戻る

オリジナルウェアを作ってみませんか?

デザインが決まっていなくても大丈夫。まずは自動見積もりで概算料金をご確認ください。 デザイン相談・特殊な内容はLINEでどうぞ。

まず自動見積もりで料金を見る無料で相談する
無料見積もり24時間その場で概算電話相談